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模型飛行機教室用ライトプレーンキット
前回の模型飛行機教室で使用したヨシダ株式会社製の「ソフトプレーン(低学年用)」がたいへん優れた教材機でありましたので、ご紹介いたします。

キットの内容は至ってシンプル。
組み立て済みのプラメタルとプロペラのセットに胴体のスティツクと動力ゴム。さらにこちらも組み立て済みの脚セットと上半角セット用のアルミ板。
そして翼を切り出すための1.2mm厚のスチレンペーパーが2枚。
もちろん組み立て説明書と型紙もセットされています。

本来なら細かな部品の組み立ても子供たちにやってもらう方がいいのかもしれませんが、何しろ小学生以下の小さな子供も参加する事が多い教室では、細いピアノ線を扱う組み立てで目や指を突いたりしないかと気を使う事も多く、このあたりが組み立て済みになっているという安心感は嬉しいものです。
キットの制作上のいちばんのポイントになるのが翼の切り出しです。
セットに添えられている図面で最初は作って充分にいい結果がでたのですが、説明書の限られたスペースに2種類の図面を掲載する関係上、尾翼の図が主翼の中に納まっていて、そのまま型紙として使用するのが少し難しそうでした。
またどちらの翼の形で作っても、もう少しの所で一枚のシートに主尾翼が納まらず、どうしても2枚のシートが必要になるところが惜しい。(ただの貧乏性なのですが、一枚で一回分の翼が取れれば家に帰ってからもう一回翼を作り直すことができるのになあ、と思ってしまったもので‥)
そこでこんな型紙を作ってみました。

図面をクリックすると拡大します。
プリントがうまく縮小されなかった方は下の図をご使用ください。

主翼の面積はヨシダ製の図面とほぼ同じ面積です。
尾翼は残ったシートでさらに大きな主翼を作った時にも対応できるよう、少し大きめに設定してあります。
また少し前気味になる重心に合わせて、主翼は前縁直線、後縁前進角として、室内飛行でのスピードを少しでも抑えられればと考えました。
大人なら5分ほど、子供でも15分ぐらいで出来上がります。
色付けは屋外で。
でも公園に行く途中で買ったポスターカラー系のマーカーは、ガラスやプラスティックにも書けるとありましたが、スチレンペーパーにはうまく乗りませんでした。

でもマーカーを買ったのと同じ百円ショップで買ったA4サイズのファイル入れは気に入りました。これからしばらくはここに入る飛行機を作って行こうと思います。

テスト飛行の場所は奈良公園の端のいつもひと気のない広場。

広々として気持ちのいい場所なのに、なぜ誰も居ないのか‥‥
それはここで遊ぼうとした人になら、すぐに解ります。

フンです。
秋だというのに青々と茂った芝生の根元には土も見えなくなるほどに、びっしりと鹿のフンが落ちています。
もしここで転んだりすれば、かなり切ない。

それでも飛行機は快調な飛び。

尾翼の後端をほんの少し上に折り上げ、メタルを右にひねっただけの調整で、実に安定して毎回10秒ほどの飛行をこなしてくれます。

到達高度は5mぐらいでしょうか。

10秒と言うと物足りなく感じられるかも知れませんが、小さなライトプレーンがそれぐらい飛ぶと、とっても良く飛んだなという気持ちになります。

もちろんゴムをFAIなど本格的なものに換えれば、30秒ぐらいの飛行をこなすのも可能な魅力的なキット。
子供模型飛行機教室の教材機としてこれからも使って行きたいと思いました。
で、その後はお目当ての鹿の角切の見学。

思っていた以上に勇壮です。

久しぶりに奈良公園を歩いてみて、園内の其処此処に隠れるように沢山ある、小さな溝や池に注意を促す立て札や柵の類が、相変わらず一つもないことに感心しました。

溝に落ちて足をくじいたり、池に落ちる人も少なくはないだろうに、ここでは今もって行動の全てが大人の自己責任なのです。
立派な野生動物である鹿との付き合いもしかり。

うーん、奈良はやっぱり大人だな‥‥と、
鹿フンにまみれた子供用飛行機を下げた男は思ったのでありました。

キットの内容は至ってシンプル。
組み立て済みのプラメタルとプロペラのセットに胴体のスティツクと動力ゴム。さらにこちらも組み立て済みの脚セットと上半角セット用のアルミ板。
そして翼を切り出すための1.2mm厚のスチレンペーパーが2枚。
もちろん組み立て説明書と型紙もセットされています。

本来なら細かな部品の組み立ても子供たちにやってもらう方がいいのかもしれませんが、何しろ小学生以下の小さな子供も参加する事が多い教室では、細いピアノ線を扱う組み立てで目や指を突いたりしないかと気を使う事も多く、このあたりが組み立て済みになっているという安心感は嬉しいものです。
キットの制作上のいちばんのポイントになるのが翼の切り出しです。
セットに添えられている図面で最初は作って充分にいい結果がでたのですが、説明書の限られたスペースに2種類の図面を掲載する関係上、尾翼の図が主翼の中に納まっていて、そのまま型紙として使用するのが少し難しそうでした。
またどちらの翼の形で作っても、もう少しの所で一枚のシートに主尾翼が納まらず、どうしても2枚のシートが必要になるところが惜しい。(ただの貧乏性なのですが、一枚で一回分の翼が取れれば家に帰ってからもう一回翼を作り直すことができるのになあ、と思ってしまったもので‥)
そこでこんな型紙を作ってみました。

図面をクリックすると拡大します。
プリントがうまく縮小されなかった方は下の図をご使用ください。

主翼の面積はヨシダ製の図面とほぼ同じ面積です。
尾翼は残ったシートでさらに大きな主翼を作った時にも対応できるよう、少し大きめに設定してあります。
また少し前気味になる重心に合わせて、主翼は前縁直線、後縁前進角として、室内飛行でのスピードを少しでも抑えられればと考えました。
大人なら5分ほど、子供でも15分ぐらいで出来上がります。
色付けは屋外で。
でも公園に行く途中で買ったポスターカラー系のマーカーは、ガラスやプラスティックにも書けるとありましたが、スチレンペーパーにはうまく乗りませんでした。

でもマーカーを買ったのと同じ百円ショップで買ったA4サイズのファイル入れは気に入りました。これからしばらくはここに入る飛行機を作って行こうと思います。

テスト飛行の場所は奈良公園の端のいつもひと気のない広場。

広々として気持ちのいい場所なのに、なぜ誰も居ないのか‥‥
それはここで遊ぼうとした人になら、すぐに解ります。

フンです。
秋だというのに青々と茂った芝生の根元には土も見えなくなるほどに、びっしりと鹿のフンが落ちています。
もしここで転んだりすれば、かなり切ない。

それでも飛行機は快調な飛び。

尾翼の後端をほんの少し上に折り上げ、メタルを右にひねっただけの調整で、実に安定して毎回10秒ほどの飛行をこなしてくれます。

到達高度は5mぐらいでしょうか。

10秒と言うと物足りなく感じられるかも知れませんが、小さなライトプレーンがそれぐらい飛ぶと、とっても良く飛んだなという気持ちになります。

もちろんゴムをFAIなど本格的なものに換えれば、30秒ぐらいの飛行をこなすのも可能な魅力的なキット。
子供模型飛行機教室の教材機としてこれからも使って行きたいと思いました。
で、その後はお目当ての鹿の角切の見学。

思っていた以上に勇壮です。

久しぶりに奈良公園を歩いてみて、園内の其処此処に隠れるように沢山ある、小さな溝や池に注意を促す立て札や柵の類が、相変わらず一つもないことに感心しました。

溝に落ちて足をくじいたり、池に落ちる人も少なくはないだろうに、ここでは今もって行動の全てが大人の自己責任なのです。
立派な野生動物である鹿との付き合いもしかり。

うーん、奈良はやっぱり大人だな‥‥と、
鹿フンにまみれた子供用飛行機を下げた男は思ったのでありました。
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NHK和歌山放送局「親子の広場」模型飛行機教室
2007年10月20日NHK和歌山放送局のイベント「親子の広場」にて、大和川小さな飛行機の会有志による「子供模型飛行機教室」が開催されました。

場所は和歌山県和歌山市、和歌の浦にあるアートキューブという多目的施設。
会場の前には大きなキャラクターのバルーンが置かれていました。

正面には名勝地「和歌の浦」が広がり、本当にきれいなロケーションです。

到着して最初に見せていただいたのが、当日子供たちが飛行機を飛ばすための会場。
一片が10mほどのフロアです。
広くはないと最初からお話では伺っていたのですが、どうもダンススタジオとしての利用がメインの部屋のようで、大きく更衣室の張り出しがあり、さらに天井からは照明用のライトがぶら下がっていて実質使用できる天井高は2mほどです。

どうしようかと皆で頭をひねりながら持参した当日用のライトプレーンを飛ばすうち、何となく突破口が見えてきました。

今回の教材機はヨシダ株式会社製の「ソフトプレーン」低学年用。
内容は至ってシンプルながら、主翼は自分で好みの形に切り出すという工作の魅力も残したいい構成です。
事前に制作してテストをしてみた結果、簡単な調整だけでちょうど10秒ほどの飛行がコンスタントに行える高性能機であることがわかりました。

今回は時間の関係もあって、小さな子供にも切り出しやすいようこちらでオリジナルな型紙を作りましたが、もちろんキットの型紙で作った機体もとてもよく飛びました。
(このキットと型紙についての詳しい記事は近日中にまとめます)

やがて教室開催時間になって子供たちが集まってくれました。

教室のいちばん最初は「君たちこんなのを作るんだよ」とデモ飛行です。
飛行機が工作用の教室の端から端まで飛ぶと、こちらがびっくりしてしまうほどの、どよめきが起こりました。

やがて工作開始。
最初は落ちついた感じですが‥‥

作業の早い子、丁寧な子。大きい子、小さい子が一緒なので、工作が佳境に入るとスタッフは全員おおわらわになります。

今回の教室の講師としての参加者は、秋田さん、村上さん、桑原さん、田村さん、湯川さん、そして僕と奥さんの7名。





やがて機体が組みあがると恒例のカラーリング大会。

色を付ける事が好きな子、本当はあまり色なんか付けたくない子、そこからしてみんな個性が違います。

それにしてもカラーリングはいつも盛り上がります。

出来上がった飛行機をみんなに撮らせてもらいました。






何だかそれぞれの子供の雰囲気と塗りあがった飛行機の雰囲気が似ているような‥







ありゃ、主翼がさかさまだ。
でも大丈夫。
飛ばす前にはちゃんと直しました。


ナナミちゃんも一緒に。

うーん、ハイセンス。

撮影していてくれた奥さんの話では、この子はピンクと黄色が混じってしまって泣きそうになっていたんだそうです。
安くてもっといいマーカーないかなあ。

そしていよいよ飛ばし方教室。
ゴムの巻き方から教えますが、全員に話しかけようとしてても、なかなかみんな聞いてくれません。

そこで個別に手分けして教える事にしました。

会場の天井には大きな角型のダクトがあったりで、少しでも飛行機がとびすぎると何処かに引っかかってしまいます。そこで地上からの滑走離陸での飛ばし方を教える事にしました。


そのうち独特のスタイルを身に付ける子供がいたりして。

発信もこのスタイル。

何度目かに見事に離陸成功!

午前の部と午後の部の合間の時間、持参した室内機を飛ばしてみました。

これはミニュームのメカを利用して、教材機の翼の部材で作ったデモ機のつもりでしたが、この日が初飛行。
何とか飛ばせましたが、色々トラブルが出て充分な性能が発揮できず、デモは出来ませんでした。

(この飛行機についての記事も近日まとめます)



湯川さんはエアロソアラを飛行させました。


この広さはエアロソアラを飛ばすには、まさにぴったりの感じでした。

狭いリビングとは違う本当の飛行機の飛びです。

エアロウイングスも試しましたがこちらは流石に厳しい。

空飛ぶカーレスリングみたいになってしまいましたが、見ていた子供たちにはずいぶん受けていました。

そして午後の部にも30人の子供たち。

(写真はこの記事の最初のほうで午前の部といっしょに紹介してあります)



午後の飛ばし方教室は講師陣もかなり会場にも慣れて、子供の飛ばしたゴム動力機が、何と会場を一周して手元に着陸するという大快挙まで達成してしまいました!
パチパチパチッ!!

またまた本当に楽しい一日でした。

皆様、ほんとうにお疲れ様でした。

場所は和歌山県和歌山市、和歌の浦にあるアートキューブという多目的施設。
会場の前には大きなキャラクターのバルーンが置かれていました。

正面には名勝地「和歌の浦」が広がり、本当にきれいなロケーションです。

到着して最初に見せていただいたのが、当日子供たちが飛行機を飛ばすための会場。
一片が10mほどのフロアです。
広くはないと最初からお話では伺っていたのですが、どうもダンススタジオとしての利用がメインの部屋のようで、大きく更衣室の張り出しがあり、さらに天井からは照明用のライトがぶら下がっていて実質使用できる天井高は2mほどです。

どうしようかと皆で頭をひねりながら持参した当日用のライトプレーンを飛ばすうち、何となく突破口が見えてきました。

今回の教材機はヨシダ株式会社製の「ソフトプレーン」低学年用。
内容は至ってシンプルながら、主翼は自分で好みの形に切り出すという工作の魅力も残したいい構成です。
事前に制作してテストをしてみた結果、簡単な調整だけでちょうど10秒ほどの飛行がコンスタントに行える高性能機であることがわかりました。

今回は時間の関係もあって、小さな子供にも切り出しやすいようこちらでオリジナルな型紙を作りましたが、もちろんキットの型紙で作った機体もとてもよく飛びました。
(このキットと型紙についての詳しい記事は近日中にまとめます)

やがて教室開催時間になって子供たちが集まってくれました。

教室のいちばん最初は「君たちこんなのを作るんだよ」とデモ飛行です。
飛行機が工作用の教室の端から端まで飛ぶと、こちらがびっくりしてしまうほどの、どよめきが起こりました。

やがて工作開始。
最初は落ちついた感じですが‥‥

作業の早い子、丁寧な子。大きい子、小さい子が一緒なので、工作が佳境に入るとスタッフは全員おおわらわになります。

今回の教室の講師としての参加者は、秋田さん、村上さん、桑原さん、田村さん、湯川さん、そして僕と奥さんの7名。





やがて機体が組みあがると恒例のカラーリング大会。

色を付ける事が好きな子、本当はあまり色なんか付けたくない子、そこからしてみんな個性が違います。

それにしてもカラーリングはいつも盛り上がります。

出来上がった飛行機をみんなに撮らせてもらいました。






何だかそれぞれの子供の雰囲気と塗りあがった飛行機の雰囲気が似ているような‥







ありゃ、主翼がさかさまだ。
でも大丈夫。
飛ばす前にはちゃんと直しました。


ナナミちゃんも一緒に。

うーん、ハイセンス。

撮影していてくれた奥さんの話では、この子はピンクと黄色が混じってしまって泣きそうになっていたんだそうです。
安くてもっといいマーカーないかなあ。

そしていよいよ飛ばし方教室。
ゴムの巻き方から教えますが、全員に話しかけようとしてても、なかなかみんな聞いてくれません。

そこで個別に手分けして教える事にしました。

会場の天井には大きな角型のダクトがあったりで、少しでも飛行機がとびすぎると何処かに引っかかってしまいます。そこで地上からの滑走離陸での飛ばし方を教える事にしました。


そのうち独特のスタイルを身に付ける子供がいたりして。

発信もこのスタイル。

何度目かに見事に離陸成功!

午前の部と午後の部の合間の時間、持参した室内機を飛ばしてみました。

これはミニュームのメカを利用して、教材機の翼の部材で作ったデモ機のつもりでしたが、この日が初飛行。
何とか飛ばせましたが、色々トラブルが出て充分な性能が発揮できず、デモは出来ませんでした。

(この飛行機についての記事も近日まとめます)



湯川さんはエアロソアラを飛行させました。


この広さはエアロソアラを飛ばすには、まさにぴったりの感じでした。

狭いリビングとは違う本当の飛行機の飛びです。

エアロウイングスも試しましたがこちらは流石に厳しい。

空飛ぶカーレスリングみたいになってしまいましたが、見ていた子供たちにはずいぶん受けていました。

そして午後の部にも30人の子供たち。

(写真はこの記事の最初のほうで午前の部といっしょに紹介してあります)



午後の飛ばし方教室は講師陣もかなり会場にも慣れて、子供の飛ばしたゴム動力機が、何と会場を一周して手元に着陸するという大快挙まで達成してしまいました!
パチパチパチッ!!

またまた本当に楽しい一日でした。

皆様、ほんとうにお疲れ様でした。
海上自衛隊阪神基地07年「子供模型飛行機教室」
2007年7月21日海上自衛隊阪神基地のイベント「ちびっこヤング大会」にて、本年度最初の「子供模型飛行機教室」が開催されました。

当日は前日までの予報から天候が心配されましたが、幸い雨が降ることはなく、当日は巡洋艦クラスの大型護衛艦の展示も行われ、終日多くの家族連れで賑わいました。

「模型飛行機教室」も今回はゴム動力機150機、グライダー50機の大量の機数を準備したのですが、何とそれでも足りないというたいへんな人気となりました。

準備した教室の教材機はユニオンモデル社の「ユニオン工作ヒコーキシリーズ・UP-01(グライダー)」と「ユニオン工作ヒコーキシリーズ・UP-02(ライトプレーン)」の2種。それをNGOでの使用と言う事で得別価格で購入する事ができました。

機体の製作を説明書通り付属のテープで行うと、主翼の付け根の強度が不足するため、教室では強力型の両面テープを用意して、組み立てを行いました。
機体の組み立ての難易度、多少の組み立て不良があっても少しの調整で一定の性能を発揮してくれるなど、教材としては満足の行くものだったと思います。

教室は10時のスタートとともに大盛況。

まさかの参加者の多さに、製作の指導はおおわらわとなりました。


今回「大和川小さな飛行機の会」からの参加協力者は8人だったのですが、一気に50人もの参加者が殺到するなどという事態を想定していませんでしたので、充分な対応ができなくなってしまいました。



それでも皆が強力仕合ながら、一瞬の休憩もなく組み立て説明、組み立て補助を行って、子供達の飛行機を完成させて行きました。

機体の出来上がった子供達は別の机で思い思いのカラーリングをして行きます。

去年も少し感じていた事だったのですが、今年あらためて子供達の様子を見て確信した事があります。

昔、我々が子供の頃には、誰かが上手に絵を書いたり色を塗ったりすると、それを真似る子供が少なくなかったような気がします。ところが今の子供達にはそんな感覚はまったく無くて、誰もが自分の思う通り、実に自由に色付けを行って行くのです。


何だかそこに「現代」と言うもののリアリティーを感じました。

完成した飛行機はどれも、本当に楽しくなりました。
















今回の教室で僕が是非とも力を入れたいと思っていたのは、「飛行調整」と「飛行テクニック」を学んでもらう事でした。

しかし今回は参加者のあまりの人数の多さのため、組み立てのみに忙殺され、ほとんどそちらに時間を割く事が出来ませんでした。



結局ご父兄の方や隊のスタッフの方が子供達への指導に臨まざるを得なくなり、果たして満足な飛行がどれぐらい出来たかと思うと胸が痛みます。


そんな中で寸暇を見つけて指導を行ったのは、ライトプレーンの地上滑走による離陸飛行です。
子供にとって、ゴムを巻いたライトプレーンを両手で支えて、それを上手い具合に投げ出すというのは非常にハードルの高い、難しい作業です。

それに比べると飛行時間は二三秒と短くなりますが離陸飛行は指導がカンタンです。
しかも自分の手でゴムを巻いた飛行機が自力で飛び立って行く様は子供達に特別の感銘を与えてくれるようで、飛ばないとべそをかいていた子供の顔が、飛行機が地上を離れた瞬間ぱっと輝きます。

これこそが「模型飛行機教室」最高の華なのだと思いました。
本当に今回の教室は忙しくて、折角参加した我々の会のスタッフが、この華の瞬間にほとんど出会えずに教室を終えなければならなかったのが、本当に無念で、これが今回の反省点であると痛感しました。

子供達の姿が少し少なくなった所で、恒例の室内RC機の展示飛行を行いました。

湯川さんのEPPインドア機ピッツは小さめのサイズ、やや重めの重量にも関わらず、低速特性の優れた機体で、可愛らしく場内を飛び回っていました。


練習の段階では体育館の狭さにやや戸惑った様子の湯川さんでしたが、本番の展示飛行は見事なセーフティーフライトを披露されました。

着陸もばっちり。

ミニュウムは超小型室内機の名に恥じない堂々の飛行性能。

なにしろ教材機のライトプレーンより軽くて小さくて低速なので、危険性はほとんどないと言っても過言ではありません。

室内での低速飛行の場合、エレベータースティクをフルアップにまで引いたままでの安定飛行が可能で、人間が速足で追いかければ十分に追いつける速度で飛行可能でした。
その低速を行かして地上50cm以下の超低空連続飛行(ラジコンカーを走らせている感覚)やちょっと高空に上げてダイブをしての地上1mでの宙返りなど、結構子供達にも人気でした。

でも本当に人気があったのは、田村さんの超軽量のデュプロン製室内ファンフライ機。
大きなプロペラを扇風機のような速度で回しながら、ひらりひらりと重力が無いかのような飛行に子供達の目は釘付けになっていました。

今回の教室も皆様のお陰で事故もなく無事終了いたしました。
関係者の皆様、ほんとうにお疲れさまでした。


どうかまたの機会も皆様よろしくお願いいたします。

当日は前日までの予報から天候が心配されましたが、幸い雨が降ることはなく、当日は巡洋艦クラスの大型護衛艦の展示も行われ、終日多くの家族連れで賑わいました。

「模型飛行機教室」も今回はゴム動力機150機、グライダー50機の大量の機数を準備したのですが、何とそれでも足りないというたいへんな人気となりました。

準備した教室の教材機はユニオンモデル社の「ユニオン工作ヒコーキシリーズ・UP-01(グライダー)」と「ユニオン工作ヒコーキシリーズ・UP-02(ライトプレーン)」の2種。それをNGOでの使用と言う事で得別価格で購入する事ができました。

機体の製作を説明書通り付属のテープで行うと、主翼の付け根の強度が不足するため、教室では強力型の両面テープを用意して、組み立てを行いました。
機体の組み立ての難易度、多少の組み立て不良があっても少しの調整で一定の性能を発揮してくれるなど、教材としては満足の行くものだったと思います。

教室は10時のスタートとともに大盛況。

まさかの参加者の多さに、製作の指導はおおわらわとなりました。


今回「大和川小さな飛行機の会」からの参加協力者は8人だったのですが、一気に50人もの参加者が殺到するなどという事態を想定していませんでしたので、充分な対応ができなくなってしまいました。



それでも皆が強力仕合ながら、一瞬の休憩もなく組み立て説明、組み立て補助を行って、子供達の飛行機を完成させて行きました。

機体の出来上がった子供達は別の机で思い思いのカラーリングをして行きます。

去年も少し感じていた事だったのですが、今年あらためて子供達の様子を見て確信した事があります。

昔、我々が子供の頃には、誰かが上手に絵を書いたり色を塗ったりすると、それを真似る子供が少なくなかったような気がします。ところが今の子供達にはそんな感覚はまったく無くて、誰もが自分の思う通り、実に自由に色付けを行って行くのです。


何だかそこに「現代」と言うもののリアリティーを感じました。

完成した飛行機はどれも、本当に楽しくなりました。
















今回の教室で僕が是非とも力を入れたいと思っていたのは、「飛行調整」と「飛行テクニック」を学んでもらう事でした。

しかし今回は参加者のあまりの人数の多さのため、組み立てのみに忙殺され、ほとんどそちらに時間を割く事が出来ませんでした。



結局ご父兄の方や隊のスタッフの方が子供達への指導に臨まざるを得なくなり、果たして満足な飛行がどれぐらい出来たかと思うと胸が痛みます。


そんな中で寸暇を見つけて指導を行ったのは、ライトプレーンの地上滑走による離陸飛行です。
子供にとって、ゴムを巻いたライトプレーンを両手で支えて、それを上手い具合に投げ出すというのは非常にハードルの高い、難しい作業です。

それに比べると飛行時間は二三秒と短くなりますが離陸飛行は指導がカンタンです。
しかも自分の手でゴムを巻いた飛行機が自力で飛び立って行く様は子供達に特別の感銘を与えてくれるようで、飛ばないとべそをかいていた子供の顔が、飛行機が地上を離れた瞬間ぱっと輝きます。

これこそが「模型飛行機教室」最高の華なのだと思いました。
本当に今回の教室は忙しくて、折角参加した我々の会のスタッフが、この華の瞬間にほとんど出会えずに教室を終えなければならなかったのが、本当に無念で、これが今回の反省点であると痛感しました。

子供達の姿が少し少なくなった所で、恒例の室内RC機の展示飛行を行いました。

湯川さんのEPPインドア機ピッツは小さめのサイズ、やや重めの重量にも関わらず、低速特性の優れた機体で、可愛らしく場内を飛び回っていました。


練習の段階では体育館の狭さにやや戸惑った様子の湯川さんでしたが、本番の展示飛行は見事なセーフティーフライトを披露されました。

着陸もばっちり。

ミニュウムは超小型室内機の名に恥じない堂々の飛行性能。

なにしろ教材機のライトプレーンより軽くて小さくて低速なので、危険性はほとんどないと言っても過言ではありません。

室内での低速飛行の場合、エレベータースティクをフルアップにまで引いたままでの安定飛行が可能で、人間が速足で追いかければ十分に追いつける速度で飛行可能でした。
その低速を行かして地上50cm以下の超低空連続飛行(ラジコンカーを走らせている感覚)やちょっと高空に上げてダイブをしての地上1mでの宙返りなど、結構子供達にも人気でした。

でも本当に人気があったのは、田村さんの超軽量のデュプロン製室内ファンフライ機。
大きなプロペラを扇風機のような速度で回しながら、ひらりひらりと重力が無いかのような飛行に子供達の目は釘付けになっていました。

今回の教室も皆様のお陰で事故もなく無事終了いたしました。
関係者の皆様、ほんとうにお疲れさまでした。


どうかまたの機会も皆様よろしくお願いいたします。
子供模型飛行機教室06.08.14-2
飛ばし方の練習と簡単な競技会は大阪歴史博物館とNHKの間の半球型アトリュウムで行われました。



最初は上手に飛ばせなかった子も少し基本的な投げ方を教えるだけで、どんどん飛ばせるようになります。


身体を動かせる遊びはやっぱり楽しいです。



そして競技会。
午前午後ともに、年少組、年長組に別けた二組のトーナメントを作り、基本的には一対一の3回勝負(取り組みにより3人勝負もあり)勝ち上がり。一人ひとりに審判が付き、笛による同時投げで、どちらの滞空時間が長かったかを審判長が判定します。

トーナメント表は6人用、8人用、10人用、12人用の4種類用意しましたが、4ゲームですべての組み合わせが使用されることになりました。
お遊び競技とはいえ、子供達は真剣勝負です。



高学年の決勝戦ともなると早くも手投げグライダーのコツをつかんだ子供達もいて、白熱した対戦となりました。




競技の終了とともにデモ飛行の始まりです。
今回の室内RC機のデモ飛行に関しては、NHKの御担当の方々にはたいへんなお世話をおかけいたしました事、あらためてお礼とお詫びを申し上げます。
私達の飛行機をご覧頂きお話をさせて頂いた上で、デモ飛行を行い子供達にそれを見てもらうという話は、NHK広報御担当の方との間ですぐに固まったのですが、アトリュウムを管理するセキュリティー部門より許可を得るために、大変な御尽力を頂く事となりました。
そして事前に実際の飛行を関係の皆様にご覧頂いた結果、今回は特別に飛行の許可を頂く事が出来たのです。
ですからこの記事をご覧になっても、当アトリウムで自由に室内機が飛行できるとの誤解はなさいませんようお願いいたします。

しかしながら、一般の方々の往来のある空間でセキュリティーに関する厳しい吟味の元、今回の飛行が許可されたという事実は、RC模型飛行機の可能性を大きく前進させる快挙に違いありません。
トップの飛行は黒岩さんの室内旅客機です。



飛行調整も進み安定した飛行です。



はじめて目にする室内機の飛行に観衆の目は釘付けでした。




続いては田村さんの戦闘機型の飛行。




完全に人払いされた狭い空域内でのトリッキーな飛行は迫力がありました。



最後は黒岩さんのハンドキャッチが決まって大成功。

そして僕のマンタ型。


手投げした機体はどんどん高度を上げます。
今回は少し室内飛行上の演出を考えていたからです。

いったん高度を稼いだら、後は最低速度を保ちながら天井すれすれを遊弋させます。

あまり模型飛行機を見たことのない人達は飛行機が遠くにある時ほど、面白みを感じているように思います。そこでなるべく高く飛ばして飛行機にシンパシーを集めようという作戦です。

そしてその飛行機を自分の近くに引き寄せてみたいという欲求を待って、やや低い高度に飛行機を降ろす。

成功したかどうかは判りませんが、これまでの展示飛行の中ではいちばん受けは良かったように思います。やはり展示飛行に一番大切なのは驚きではなく、安心感だと思いました。
最後はセルフのハンドキャッチ。
これまで色んな場所で6回の展示飛行をしましたが、本番はすべてキャッチに成功。
よし記録を伸ばすぞとほくそ笑んでいます。

秋田さんはその間、バルーン飛行機で子供達とフライングキャッチボール。
スポーツライクに遊べる飛行機として、子供達に大人気でした。



でも他の出し物と重なってちゃんと写真がありません。
次からはちゃんと時間の割り振りをして、ウイップや面白フリー機のコーナーを作らなければいけませんね。
同じく、ゴム動力Uコン機を飛ばすときにもすでに観客の姿はありませんでした。
ワインダーで200回ほど巻いてセット。

湯川さんに投げてもらうと、おお、FAIゴムだとさすがに飛びが違います。

そんなに速くないのに飛行機はちっともまともに写りません。

着陸してようやく飛行機の姿が見えました。
3mラインで飛行は3周半。新記録です。

この後どうしても飛ばしたいという少年に飛行をさせてみたのですが、飛行機が飛ぶより速く自分がぐるぐる回って大変な状況になってしまいました。
昼食はNHKの職員食堂で頂きました。

大阪城を眼下に大阪平野が一望できる素晴らしい眺めの食堂です。

優秀な結果の子供達への賞品授与の後、広報の方は今回のイベントに関するアンケートを取っていらっしゃいました。


御好意によりそれを見せて頂く事ができました。



中には、飛ばすのが難しいので飛ばし方を工夫してほしいという意見があったりして、今後の活動を考える上での参考にして行きたいと思いました。
みなさま、本当にお疲れさまでした。

お世話になった皆様に心よりのお礼を申し上げます。



最初は上手に飛ばせなかった子も少し基本的な投げ方を教えるだけで、どんどん飛ばせるようになります。


身体を動かせる遊びはやっぱり楽しいです。



そして競技会。
午前午後ともに、年少組、年長組に別けた二組のトーナメントを作り、基本的には一対一の3回勝負(取り組みにより3人勝負もあり)勝ち上がり。一人ひとりに審判が付き、笛による同時投げで、どちらの滞空時間が長かったかを審判長が判定します。

トーナメント表は6人用、8人用、10人用、12人用の4種類用意しましたが、4ゲームですべての組み合わせが使用されることになりました。
お遊び競技とはいえ、子供達は真剣勝負です。



高学年の決勝戦ともなると早くも手投げグライダーのコツをつかんだ子供達もいて、白熱した対戦となりました。




競技の終了とともにデモ飛行の始まりです。
今回の室内RC機のデモ飛行に関しては、NHKの御担当の方々にはたいへんなお世話をおかけいたしました事、あらためてお礼とお詫びを申し上げます。
私達の飛行機をご覧頂きお話をさせて頂いた上で、デモ飛行を行い子供達にそれを見てもらうという話は、NHK広報御担当の方との間ですぐに固まったのですが、アトリュウムを管理するセキュリティー部門より許可を得るために、大変な御尽力を頂く事となりました。
そして事前に実際の飛行を関係の皆様にご覧頂いた結果、今回は特別に飛行の許可を頂く事が出来たのです。
ですからこの記事をご覧になっても、当アトリウムで自由に室内機が飛行できるとの誤解はなさいませんようお願いいたします。

しかしながら、一般の方々の往来のある空間でセキュリティーに関する厳しい吟味の元、今回の飛行が許可されたという事実は、RC模型飛行機の可能性を大きく前進させる快挙に違いありません。
トップの飛行は黒岩さんの室内旅客機です。



飛行調整も進み安定した飛行です。



はじめて目にする室内機の飛行に観衆の目は釘付けでした。




続いては田村さんの戦闘機型の飛行。




完全に人払いされた狭い空域内でのトリッキーな飛行は迫力がありました。



最後は黒岩さんのハンドキャッチが決まって大成功。

そして僕のマンタ型。


手投げした機体はどんどん高度を上げます。
今回は少し室内飛行上の演出を考えていたからです。

いったん高度を稼いだら、後は最低速度を保ちながら天井すれすれを遊弋させます。

あまり模型飛行機を見たことのない人達は飛行機が遠くにある時ほど、面白みを感じているように思います。そこでなるべく高く飛ばして飛行機にシンパシーを集めようという作戦です。

そしてその飛行機を自分の近くに引き寄せてみたいという欲求を待って、やや低い高度に飛行機を降ろす。

成功したかどうかは判りませんが、これまでの展示飛行の中ではいちばん受けは良かったように思います。やはり展示飛行に一番大切なのは驚きではなく、安心感だと思いました。
最後はセルフのハンドキャッチ。
これまで色んな場所で6回の展示飛行をしましたが、本番はすべてキャッチに成功。
よし記録を伸ばすぞとほくそ笑んでいます。

秋田さんはその間、バルーン飛行機で子供達とフライングキャッチボール。
スポーツライクに遊べる飛行機として、子供達に大人気でした。



でも他の出し物と重なってちゃんと写真がありません。
次からはちゃんと時間の割り振りをして、ウイップや面白フリー機のコーナーを作らなければいけませんね。
同じく、ゴム動力Uコン機を飛ばすときにもすでに観客の姿はありませんでした。
ワインダーで200回ほど巻いてセット。

湯川さんに投げてもらうと、おお、FAIゴムだとさすがに飛びが違います。

そんなに速くないのに飛行機はちっともまともに写りません。

着陸してようやく飛行機の姿が見えました。
3mラインで飛行は3周半。新記録です。

この後どうしても飛ばしたいという少年に飛行をさせてみたのですが、飛行機が飛ぶより速く自分がぐるぐる回って大変な状況になってしまいました。
昼食はNHKの職員食堂で頂きました。

大阪城を眼下に大阪平野が一望できる素晴らしい眺めの食堂です。

優秀な結果の子供達への賞品授与の後、広報の方は今回のイベントに関するアンケートを取っていらっしゃいました。


御好意によりそれを見せて頂く事ができました。



中には、飛ばすのが難しいので飛ばし方を工夫してほしいという意見があったりして、今後の活動を考える上での参考にして行きたいと思いました。
みなさま、本当にお疲れさまでした。

お世話になった皆様に心よりのお礼を申し上げます。