離水のお手本
三好さんの「二式水戦」の離水
晴嵐の離水の状況と比較しながら、フロート前方部分と水面の関係に御注目。
ハンプから滑走。


フロートの先端が大きく水面から突き上げられる感じで、水面に対してフロート底面が大きな角度を作っています。これは晴嵐でもほぼ同じ状態でした。
プレーニング終盤。

水面とフロート前方下面の角度はまだかなり大きいままです。しかし機体の対気角度は離水にちょうど良いくらいの角度が保たれています。これに対し晴嵐では機体の加速が進んだ状況ではフロートと水面の角度が非常に小さくなってしまっていたように思えます。

かなり微妙な差ですがこのあたりがやはり気になるところです。

三好氏の大破した本機のフロートはご覧の通り見事に修復されて、これまで通りの性能を発揮してくれました。
晴嵐の離水の状況と比較しながら、フロート前方部分と水面の関係に御注目。
ハンプから滑走。


フロートの先端が大きく水面から突き上げられる感じで、水面に対してフロート底面が大きな角度を作っています。これは晴嵐でもほぼ同じ状態でした。
プレーニング終盤。

水面とフロート前方下面の角度はまだかなり大きいままです。しかし機体の対気角度は離水にちょうど良いくらいの角度が保たれています。これに対し晴嵐では機体の加速が進んだ状況ではフロートと水面の角度が非常に小さくなってしまっていたように思えます。

かなり微妙な差ですがこのあたりがやはり気になるところです。

三好氏の大破した本機のフロートはご覧の通り見事に修復されて、これまで通りの性能を発揮してくれました。
晴嵐の離水失敗の原因究明
(田村さんよりの御依頼)
初飛行には成功した晴嵐が、本日は離水に失敗してしまいました。
その原因を探ります。
滑走開始。


安定した滑走状態です。
垂直尾翼の容量不足かと思っていましたが、直進性も良くその様子は感じられません。


既にいつ離水してもおかしくない速度に達しています。

上がるかと思われた瞬間、激しくスピン!

飛行機の進行方向までが大きくねじ曲げられています。

荒い連続写真ではその原因は定かに写っていませんが、スピンの激しさから考えて問題は空力的なものではなく、水面との接触状態にあったのではないかと思います。
離水寸前の高速で、フロートの重心より前のキール部分が水面に触れてしまったような気がします。こうなると破壊的な方向性の喪失が起こるのは間違いないと思います。
対処方としては前下がりに取り付けられたフロートを水平、あるいは前上がりに取り付ける事が考えられますが‥‥
さてさて、秋田さん、田村さん両氏はいかなる対処をお考えでしょうか。
この次が楽しみです。
初飛行には成功した晴嵐が、本日は離水に失敗してしまいました。
その原因を探ります。
滑走開始。


安定した滑走状態です。
垂直尾翼の容量不足かと思っていましたが、直進性も良くその様子は感じられません。


既にいつ離水してもおかしくない速度に達しています。

上がるかと思われた瞬間、激しくスピン!

飛行機の進行方向までが大きくねじ曲げられています。

荒い連続写真ではその原因は定かに写っていませんが、スピンの激しさから考えて問題は空力的なものではなく、水面との接触状態にあったのではないかと思います。
離水寸前の高速で、フロートの重心より前のキール部分が水面に触れてしまったような気がします。こうなると破壊的な方向性の喪失が起こるのは間違いないと思います。
対処方としては前下がりに取り付けられたフロートを水平、あるいは前上がりに取り付ける事が考えられますが‥‥
さてさて、秋田さん、田村さん両氏はいかなる対処をお考えでしょうか。
この次が楽しみです。
テストパイロットになる方法
1.重心を狂わせた練習機を飛行させるべし。(眉ツバ系)
気心の知れた腕のいい操縦者が身近にいて、自分が設計した飛行機をいつも快くテスト飛行してくれるなんて恵まれた環境いる方、あんまりいませんよね。
自設計機は自分でテストするのが普通です。
けど飛行機を自分で設計する人で、操縦が得意だという人は少数派であるような気がします。その理由は色々考えられますが、それはひとまず置いておいて、あまり飛行機を上手に飛ばせない人がテストして、悪い結果が出てもそれが飛行機の問題なのか操縦の問題なのかが、いつまでたってもも解らない。
かく言う私も、長い間そんな状態でしたので、設計技術も操縦技術も皆目上達しませんでした。そこで一念発起して(20年ほど前の事ですが)定評のある練習機を購入したのです。ユニオンのスティックプレーンでした。それで基礎練習を半年ほどみっちりとしたあと、その機体の改造に取り掛かったのです。
翼端を切り詰めてみたり、双尾翼にしたり、双発にしたり、複葉にしてみたり。
そんな中で最もいい練習になったと思えるのが、改造の結果、重心の狂ってしまった機体を飛ばした時の経験でした。重心が前にずれた飛行機はエレベーターがあまり効かず、上昇力も弱まる、そしてドスンと着陸する。とか、重心が後ろにずれた飛行機はエレベーターが過敏になって、失速しやすい。とかを実際的に体験することが出来ました。
飛行技術が上達し始めたのは、まさにこの時からでした。
(上達と言っても、僕の飛行技術は試験飛行だけに妙に特化していて、今だに背面系曲技や、ナイフエッジ系の飛行は満足に出来ません。でもどんなに質の悪い飛行機でも、大破させずに着陸させる自信だけはあります)
そこで「重心を狂わせた練習機を飛行させるべし」というご提案になるわけです。
なるべく性能のいい、自分の手に馴染んだ練習機の重心を少しづつ故意に狂わせて、安定が悪い飛行機の操縦訓練を積むのです。
これをやると本当によく飛行機のヒミツがわかります。
嘘じゃないです。本当です。

何だかすごく書きたくなって書いちゃいましたけど‥
やっぱ、眉ツバだな‥‥
気心の知れた腕のいい操縦者が身近にいて、自分が設計した飛行機をいつも快くテスト飛行してくれるなんて恵まれた環境いる方、あんまりいませんよね。
自設計機は自分でテストするのが普通です。
けど飛行機を自分で設計する人で、操縦が得意だという人は少数派であるような気がします。その理由は色々考えられますが、それはひとまず置いておいて、あまり飛行機を上手に飛ばせない人がテストして、悪い結果が出てもそれが飛行機の問題なのか操縦の問題なのかが、いつまでたってもも解らない。
かく言う私も、長い間そんな状態でしたので、設計技術も操縦技術も皆目上達しませんでした。そこで一念発起して(20年ほど前の事ですが)定評のある練習機を購入したのです。ユニオンのスティックプレーンでした。それで基礎練習を半年ほどみっちりとしたあと、その機体の改造に取り掛かったのです。
翼端を切り詰めてみたり、双尾翼にしたり、双発にしたり、複葉にしてみたり。
そんな中で最もいい練習になったと思えるのが、改造の結果、重心の狂ってしまった機体を飛ばした時の経験でした。重心が前にずれた飛行機はエレベーターがあまり効かず、上昇力も弱まる、そしてドスンと着陸する。とか、重心が後ろにずれた飛行機はエレベーターが過敏になって、失速しやすい。とかを実際的に体験することが出来ました。
飛行技術が上達し始めたのは、まさにこの時からでした。
(上達と言っても、僕の飛行技術は試験飛行だけに妙に特化していて、今だに背面系曲技や、ナイフエッジ系の飛行は満足に出来ません。でもどんなに質の悪い飛行機でも、大破させずに着陸させる自信だけはあります)
そこで「重心を狂わせた練習機を飛行させるべし」というご提案になるわけです。
なるべく性能のいい、自分の手に馴染んだ練習機の重心を少しづつ故意に狂わせて、安定が悪い飛行機の操縦訓練を積むのです。
これをやると本当によく飛行機のヒミツがわかります。
嘘じゃないです。本当です。

何だかすごく書きたくなって書いちゃいましたけど‥
やっぱ、眉ツバだな‥‥
水上機の離水
三好さんの二式水戦はいよいよ性能が安定してきました。
水上機の離水の見本になりそうな連続写真が撮れましたのでご紹介します。

タキシングからハンプ、プレーニングそして離水はこんな感じで‥
1.タキシング
エレベーターを大きくアップにすると機体が安定し舵も良く効きます。
翼端フロートの両側が軽く接水した状態でのセッティングにすることで、タキシング時の性能が高まります。

2.ハンプ
この時もエレベーターを軽く引いておくと、方向が定まります。
そして加速とともにエレベーターのアップを抜いてゆきます。

3.プレーニング
ラダーは大きく操作せず、なるべく飛行機なりの進路にまかせます。

4.離水寸前
プレーニングが安定しているなら、まだエレベーターは引きません。
エレベーターのアップなしで自然に離水するのが水上機セッティングの理想です。

5.離水!
上昇角はなるべく浅く、慎重に。

水上機は陸上機に比べると加速がうんと遅いので、第二旋回位まではとにかく慎重な操作をすることが、水上機成功の秘訣かも知れません。
水上機の離水の見本になりそうな連続写真が撮れましたのでご紹介します。

タキシングからハンプ、プレーニングそして離水はこんな感じで‥
1.タキシング
エレベーターを大きくアップにすると機体が安定し舵も良く効きます。
翼端フロートの両側が軽く接水した状態でのセッティングにすることで、タキシング時の性能が高まります。

2.ハンプ
この時もエレベーターを軽く引いておくと、方向が定まります。
そして加速とともにエレベーターのアップを抜いてゆきます。

3.プレーニング
ラダーは大きく操作せず、なるべく飛行機なりの進路にまかせます。

4.離水寸前
プレーニングが安定しているなら、まだエレベーターは引きません。
エレベーターのアップなしで自然に離水するのが水上機セッティングの理想です。

5.離水!
上昇角はなるべく浅く、慎重に。

水上機は陸上機に比べると加速がうんと遅いので、第二旋回位まではとにかく慎重な操作をすることが、水上機成功の秘訣かも知れません。
