水上機の楽しみ方。その2
最初の水上機はとても大切です。
なかなかうまく上がらなかったり、水浸しでメカがお釈迦になってしまったり、運悪く機体を川に流してしまったりすると
「やっぱり水上機は難しいからあきらめよう」
なんて気分になってしまいますよね。
「しかし、そんな事で新しい水上機の仲間を失うのは何としても阻止したい!」
と言っても抜群のアイデアが無いのが悲しい。
そこで次善の策として
「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」
について考えてみたいと思います。
1.動力はエンジンでも電動でも技術的な難易度は変わらないとは思いますが、やはり今から始めるなら電動でないと、周りの目は随分厳しいと思います。
2.機体は飛ばし慣れたサイズの中でもなるべく小さいものがいいと思います。
それは滑走中の機体を自分自身になるべく近付けて観察したいからです。
なかなか上がらない飛行機でも、水辺の自分のすぐ近くをプレーニングさせながら通過させると、波の上がり方や何が離水の邪魔になっているのかが良く見えるからです。
大きな飛行機でそんな事するのは恐いですよね。
3.短めの主翼の高翼機にフロートを付けたものがいいです。
高翼機は水面での風の影響を受けやすくて転覆しやすく難しいと言われるのですが、中翼機でも低翼機でも水上機を始めたばかりの頃はよく転覆します。その際、低翼や中翼の場合、胴体内部がたちまち水浸しになってメカが故障します。ところが高翼機だと前のめりに転倒した場合、主翼と2個のフロートの浮力で浮いて、主翼前縁より後ろにはほとんど水が入らないのです。メカには簡単な防水をしておけば、水から上げてそのまま次の飛行が行なえる事も珍しくありません。
転覆時に同じような状況になる複葉機もお勧めです。
4.パワーは大きすぎないのがいいです。
水上機が離水するためには、ものすごくパワーが必要だと思っている人がいますが、それは間違いです。機体が普通の上昇力をもって飛行できるなら、それで離水に充分な出力があります。普通の出力で上がらないのは、その機体が水上機としてちゃんとしたセッティングが出来ていないためで、こんな機体を無理矢理パワーで上げてしまうと飛行機が暴れますし、離着水も難しくなってしまいます。
5.陸上機にセットするなら、フロートは大き目に。
とにかくフロートが大き目だと水上機はとても簡単になります。浮力の余裕は機体を転倒しにくくしてくれますし、底面積が大きい事でプレーニングにも入りやすく、また離水もスムーズになります。フロート容積が全備重量(排水量)の300%位になるものを選ぶと、少し格好悪いですが、失敗の可能性はずいぶん低くなります。
以上をまとめてお勧めの機体を挙げますと、
「テトラの400クラスJ-3カブに純正フロートをセットしたもの」
がいいのではないかと思います。キットを組み立てる際、可能ならフロートの幅を1cmぐらい広くするとオリジナルよりもう少し風に強くなると思います。
テトラのフロートは本当に高性能です。ちょっとくらいラフな調整でも飛行機は素直に離水してくれます。
機体の製作が面倒な人はテトラの400用フロートをユニオンモデルのSSセンチュリオンに取り付けるといい結果が出ると思います。
完成フロートととしてGWSには発泡フロートがあるそうですが、原物を手にした事がないので、その性能のほどはわかりません。
使用経験のある方はぜひ、テストの工合を教えてください。
以上、「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」でした。
メカの防水(コメントの中で少し触れていますが)や水上機を楽しむためのテクニックなどは次回に。
おまけ「ウォーラスのレイアウト図」

部品図と大まかな組立図だけで機体を作ってしまうので、参考となるようなちゃんとした図面がありません。72dpiで打ち出してコピーで400%にすると大体原寸になります。胴体はほとんどフロートのような感じですので、胴側面形をデコパネ板から切り出して50mm幅ぐらいのフロートを2個作ると400gぐらいの飛行機のフロートとして使えます。
なかなかうまく上がらなかったり、水浸しでメカがお釈迦になってしまったり、運悪く機体を川に流してしまったりすると
「やっぱり水上機は難しいからあきらめよう」
なんて気分になってしまいますよね。
「しかし、そんな事で新しい水上機の仲間を失うのは何としても阻止したい!」
と言っても抜群のアイデアが無いのが悲しい。
そこで次善の策として
「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」
について考えてみたいと思います。
1.動力はエンジンでも電動でも技術的な難易度は変わらないとは思いますが、やはり今から始めるなら電動でないと、周りの目は随分厳しいと思います。
2.機体は飛ばし慣れたサイズの中でもなるべく小さいものがいいと思います。
それは滑走中の機体を自分自身になるべく近付けて観察したいからです。
なかなか上がらない飛行機でも、水辺の自分のすぐ近くをプレーニングさせながら通過させると、波の上がり方や何が離水の邪魔になっているのかが良く見えるからです。
大きな飛行機でそんな事するのは恐いですよね。
3.短めの主翼の高翼機にフロートを付けたものがいいです。
高翼機は水面での風の影響を受けやすくて転覆しやすく難しいと言われるのですが、中翼機でも低翼機でも水上機を始めたばかりの頃はよく転覆します。その際、低翼や中翼の場合、胴体内部がたちまち水浸しになってメカが故障します。ところが高翼機だと前のめりに転倒した場合、主翼と2個のフロートの浮力で浮いて、主翼前縁より後ろにはほとんど水が入らないのです。メカには簡単な防水をしておけば、水から上げてそのまま次の飛行が行なえる事も珍しくありません。
転覆時に同じような状況になる複葉機もお勧めです。
4.パワーは大きすぎないのがいいです。
水上機が離水するためには、ものすごくパワーが必要だと思っている人がいますが、それは間違いです。機体が普通の上昇力をもって飛行できるなら、それで離水に充分な出力があります。普通の出力で上がらないのは、その機体が水上機としてちゃんとしたセッティングが出来ていないためで、こんな機体を無理矢理パワーで上げてしまうと飛行機が暴れますし、離着水も難しくなってしまいます。
5.陸上機にセットするなら、フロートは大き目に。
とにかくフロートが大き目だと水上機はとても簡単になります。浮力の余裕は機体を転倒しにくくしてくれますし、底面積が大きい事でプレーニングにも入りやすく、また離水もスムーズになります。フロート容積が全備重量(排水量)の300%位になるものを選ぶと、少し格好悪いですが、失敗の可能性はずいぶん低くなります。
以上をまとめてお勧めの機体を挙げますと、
「テトラの400クラスJ-3カブに純正フロートをセットしたもの」
がいいのではないかと思います。キットを組み立てる際、可能ならフロートの幅を1cmぐらい広くするとオリジナルよりもう少し風に強くなると思います。
テトラのフロートは本当に高性能です。ちょっとくらいラフな調整でも飛行機は素直に離水してくれます。
機体の製作が面倒な人はテトラの400用フロートをユニオンモデルのSSセンチュリオンに取り付けるといい結果が出ると思います。
完成フロートととしてGWSには発泡フロートがあるそうですが、原物を手にした事がないので、その性能のほどはわかりません。
使用経験のある方はぜひ、テストの工合を教えてください。
以上、「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」でした。
メカの防水(コメントの中で少し触れていますが)や水上機を楽しむためのテクニックなどは次回に。
おまけ「ウォーラスのレイアウト図」

部品図と大まかな組立図だけで機体を作ってしまうので、参考となるようなちゃんとした図面がありません。72dpiで打ち出してコピーで400%にすると大体原寸になります。胴体はほとんどフロートのような感じですので、胴側面形をデコパネ板から切り出して50mm幅ぐらいのフロートを2個作ると400gぐらいの飛行機のフロートとして使えます。
