夢の模型飛行機

こんな模型飛行機があったらいいな。そう思ったたくさんの人たちがこんなに素敵なもの作りました。

2006-05

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飛行場所周辺の町

その日は大風で、とてもじゃないけど飛行機を飛ばせる天候ではありませんでした。

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迷惑はなるべくかけないようにと思いながら模型飛行機を飛ばさせて頂いているのですが、それでも気付かないうちに迷惑をかけてしまっているかも知れない、飛行場所のまわりの町を少しゆっくり散歩してみました。

と、その前に、最近いつも飛行機のバックに写っているムラサキの小さな花をよく観察してみます。

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蔓科の植物なんですね。
花にはあまり香りはありません。
後で名前を確認しようと記録します。

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阪堺線大和川駅の西側、以前にもご紹介した40年目の大サボテンはまだ健在でした。
阪神高速大和川線の工事にともなって立ち退きになるこの辺りは、住民の引っ越しもあらかた終わったようで、ひっそりとしていました。

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その一角を抜けると静かな町並み。
70年代そのままの散髪屋さんがあります。

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ドクダミ草の花も今が盛りです。
臭いと言う人もいますが、僕はこの香りが大好きです。

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カッコイイ看板。
鉄のポップ屋さんなのですね。

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橋を渡って対岸へ。

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大和川の堤へのスロープはとても古い石組みで作られていました。
陶製の水道管の跡が残っています。

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スロープのトンネルを抜けると、懐かしい佇まいの静かな町。

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紫陽花がもうこんなに咲いてました。

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これは宵待ち草の一種でしょうか。

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よく見る小さな花ですが、名前を知りません。
ちゃんと調べなくてはいけませんよね。

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いつも飛行機の写真のバックに写る対岸の鉄塔の下辺り、レンガで作られた物凄く短い鉄橋がありました。

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ちょっと京極チックな風景です。

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しばらくそこに佇んでいると、とことこと阪堺線が渡って行きました。

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我孫子前駅へと向かう途中、軒下の犬小屋で猫が一緒に寝ていました。
とても優しい顔立ちの猫ちゃんで、もしかするとこのワンコを育てたお母さんなのかも知れません。

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我孫子前の駅では阪堺電車のオリジナルグッズ「駅名表示板マスコット」を買いました。400円と結構高かったのですが、いとしの大和川駅がありましたので、買わずにはいられませんでした。

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やっぱりこの辺りで馬鹿げた騒音を出すのは絶対いけませんね。
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飛行神社

ゴールデンウイーク最後の日曜日、近畿は朝から雨でした。
雨の日にも楽しめる何かいい事はないかなと考えて、飛行神社におまいりすることにしました。

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京都と大阪の境、宇治川、桂川、木津川の三川が合流する辺りに八幡市があります。
京阪電車の八幡市駅を降りて徒歩5分ほどで飛行神社に到着です。

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此処は日本の模型飛行機の元祖としてあまりにも有名な「カラス型飛行器」を作り上げ、さらには人類初の有人飛行に成功したかも知れなかった「玉虫型飛行器」を完成させたあの「二宮忠八翁」が、後進の飛行機開発者達の魂の拠り所として建てられたという、飛行機好きにはなんともゆかしい神社です。
さっそく絵馬を奉納してお参りをしました。

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拝殿の前には航空関係者の寄進による洋風神殿のようなエントランス。
そこには美しいステンドグラスがはめ込まれていました。

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バッタ、トンボ、飛び魚‥

境内には二宮忠八資料館が併設されていました。
社務所で尋ねると300円の入館料で見せていただけるとの事、さっそく中に入ってみます。

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先ず驚いたのは、二宮忠八氏自身が若き日に作られたカラス型飛行器の現物が展示されていたこと。

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100年以上も前に、何のお手本も無く、まったく独創的な発想で作られた本邦初の模型飛行機は、現在の模型飛行機と比べても何ら遜色の無い、本当に完成度の高いものであった事がわかりました。
そして玉虫型飛行器。

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この頃二宮氏は甲虫の飛行研究に没頭されていたと言うことで、機体の構成は昆虫のイメージに近くなっています。
後年この機体のレプリカモデルが作られ、実際の有人飛行に何度も成功しています。

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この後ケーブルカーに乗って、飛行神社のすぐ近くの「石清水八幡神社」にも行ってみました。

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雨に煙る境内を傘を差して歩きつ考えました。

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飛行機を開発するというのは純粋に科学です。
しかし飛行機というものの有用性が認められるまでは、研究を続けるためにはそれが実現することの素晴らしさを文学的、あるいは芸術的に訴えなければならなかったわけです。

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観察者、開発者である二宮忠八氏が優れた表現者としても自分自身を高めて行った様が、時間軸にそって展示された資料を見る事で、とても良くわかりました。

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より良い生き方のための「欲求を明らかにする芸術」
そして、より良い生き方の「方策を紡ぎ出す科学」

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その二つの価値の行き着く先が、超科学超芸術である信仰の世界だった。
つまりは‥
それを「愛の境地」と言えばいいのかな‥

飛行神社を訪れて、自分などには到底辿り着けるはずもない探求者の足跡に、深く感じ入ったのでありました。

林先生の飛行機

ものすごく嬉しい事がこの連休中にありました。

あの三好氏が先輩と呼ぶ林氏と4年ぶりにフィールドでお遇いしたのです。
旧日本海軍の艦戴水偵の偵察員をしていらした林氏は80台半ばの御高齢ですが、久しぶりにお目にかかったお顔はお元気そのもの!
もう嬉しくてたまりませんでした。

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林氏と初めてお会いしたのは今から20年ほど前、長居公園でゴム動力フリー機やハンドランチグライダーが盛んだった頃の広場でした。(この頃は僕もフリーのゴム動力機をやっていました)

それから時折様々な広場やフィールドでお遇いしていたのですが4年ほど前に
「僕ももう年齢的に厳しいのでこの飛行機を最後に模型はおしまいにするか」と、
複葉のアブロ単発旅客機を飛ばして見せて下さったのを最後にフィールドでお会いする事がなくなってしまいました。

戦後中学校の絵画の教師をしていらした林氏(教師時代を知る人は今も林先生と呼びます)は最近は絵の方に没頭されていたそうです。「でもストレス解消に飛行機は作ってたよ」と、久しぶりにと見せて頂いた飛行機の可愛いいこと。

イエローカブの主翼を利用して作られたオリジナルの高翼機

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ユニオンのコアレスモーターユニットでパワフルです。

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僕のブレーキ号などの窓の描き方は林先生の影響が強いことが解ります。
そして奇麗な複葉機。

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主翼はバルサの骨組みに上面だけフィルムを貼ったカンバー翼。
翼間支柱はゴム止めです。

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スチレンボードで製作された機体はこちらでは林氏が先駆け。
4年前には主翼も含めて全てをスチレンボードで製作されたセミスケール機の飛行に見事成功されているのです。

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林先生の飛行機が我々のボード機に先んじているのはその色彩においてです。
アクリル絵の具で色合わせをしてイメージの通りに塗装された機体には、消耗品ではない模型の風格が確かに備わっています。

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林先生、季節のいいうちにまた、爽やかなフィールドでお遇いできることを、楽しみにしています。

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ページ管理人は「北尾」です。

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