夢の模型飛行機

こんな模型飛行機があったらいいな。そう思ったたくさんの人たちがこんなに素敵なもの作りました。

2007-03

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タイガーロケッティー

1980年頃まで売られていた模型動力でタイガー製作所が販売していたタイガーロケッティーというものがありました。

おぼろげながら、このロケットモーターには英国製の本家にあたる製品があるというような事は聞いていたのですが、最近ネットでその復刻版が発売されている事を知りました。

「世界まる見えRC模型通販カタログ」
http://www2.famille.ne.jp/~gmj/index.html

というオンラインショップの「おもしろグッズ」のコーナーで販売されていました。

20070320173941.jpg

おおーこれが本家のJ-TEXかぁ。
当時と同じものかどうか解らないのですが、タイガーとは趣が違います。
はっきり高級品だと解ります。

値段もタイガーのが450円ぐらいだったのに対してこちらは5700円
さらにスペシャルエディションは7200円

20070320173920.jpg

リッチなお値段だなあ、どうしようかなと思っているうちに売り切れ。
逃がした魚はとてつもなく大きかったかも知れません。

僕がA型タイガーロケッティーの飛行機を飛ばしたのは22回でした。
どうして正確に覚えているかと言うと、18秒間噴出ガスの出る燃料の値段が1個30円とかなり高くて、その1回毎がすごくイベンティブだったからです。

300円で10個の燃料セットを2回買ったのと最初のセットに付いていたのが6個。
4個の燃料を残してずいぶん長い間机の引き出しの中にあったのだけど、あれはどうしてしまったのだろうか‥

エンジンの取り扱いには結構難しさもありました。
フタを開けて固形の燃料を入れて導火線をセットして、燃料カスで噴出口が塞がらないようにするための丸い金網をセットして、石綿のパッキングを入れてフタを閉める。
噴出するガスはほとんど熱さを感じないのですが、燃焼中はエンジン本体は200度か300度ぐらいになりますので機体かテストベンチにセットします。
「爆発の危険はありません」と説明書に書かれていた通り、燃料の反応はとてもゆっくりで、子供にも充分扱える感じのものでした。
そして導火線に点火。
難しいのはこのすぐ後です。
燃え出した導火線には何故か細い針金のような芯が残ります。
この芯を付属の針金で手早くほじくって、噴射口をクリーンにしてやらなければならないのです。でもたった18秒の噴出時間だとプレッシャーがかかると、気持ちばかりが焦ってなかなか上手く行きません。
じたばたと発進準備をするうちガスの噴射がいよいよ強まりだして、速く投げなきゃとさらに焦ります。そして最初に確認していたはずの風向きなんかはまったく解らなくなり、結局大慌てで飛行機を放り投げてしまいます。
だからタイガーロケッティーの飛行機は滅多にうまく飛びませんでした。

ほとんどがそんなどたばたでしたが、それでも上手く行った時のロケット飛行機の飛行はほんとうに感動的でした。
飛行機そのものはバルサ製の円盤翼のハンドランチグライダーだったのですが、それが音もなく一定の迎角を保ちながらぐんぐん空へと上って行く‥

それはゴム動力以外の初めての動力飛行の体験でした。

そしてもうひとつ忘れられないのがその噴出ガスの強烈な臭さ。
あれは無煙火薬と同じような匂いなのでしょうか。

そしてさらにもうひとつ、飛行を楽しんだらすぐにやっておかなければならないのが、燃料の燃えカスの掃除。
上手く飛ばなかったからと面倒になって掃除をせずに放って置いて何度もひどい目に遭いました。先ずはフタがびっちり固着して開かない。ペンチではさんだりドライバーで叩いたり、必死の思いで何とか外れてもそれで終わりじゃありません。エンジン内部には臭くてカチカチになった燃料カスがびっちり詰まっていて、ほじってもほじってもキレイにならなくて、ほんと泣きそうになります。

今なら間違いなくJ-TEXで小さなRC機が飛ばせます。
実験としては楽しいだろうけど、あの頃の興奮が蘇ってくるだろうか‥

これを書いていてタイガーロケッティーを飛ばさなくなった時の事を思い出しました。

小学4年生になった時に僕は夕刊配達を初めて月に4000円ぐらいのお給料を貰うことができるようになったのです。お母さんには無駄使いせずに全部貯金しなさいと言われていたけど、それでもそこそこに貯金の額を誤魔化して10個300円のロケッティーの燃料ぐらいなら毎月でも買えるようになったのです。
するとあんなに緊張していたはずの点火にも緊張感がなくなり、最後はぞんざいに作った翼のないロケットにロケッティーを付けて飛ばないからと投げ上げてみたり‥
その後はもうロケッティーを飛ばすことは無くなりました。

ごめんなさいロケッティー。僕はその頃、悪い模型小僧に成り果てていました。



あれまあ、
書き始める前とは全然違う、意外な記憶に行き着いてしまいました。

※関係者の皆様へ
製品写真の使用について問題がありましたら削除させて頂きます。
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きらいなもの

高知空港の胴体着陸、ほんとに素晴らしい操縦で良かったな。

ケーブルカーの天窓越しに旅客機の行くのが見える。
いつでもどんな時でも飛行機が見えると嬉しいのは何故かな。

20070316175152.jpg

たぶんこの国が平和な時代に生まれ育ったからだ。

だけどヘリコプターの音を聞くと不安になる。
それは子供の時のベトナム戦争の記憶と関係あると思う。
喫茶店をやっていた僕ん家の店先には何故か日本版ライフが置いてあって、表紙にはアメリカ軍のコインヘリコプターが写っていていた。そしてその中の見開きページには、千切れて上半身だけになったベトナム兵を片手でぶら下げた米軍兵士の写真があった。
テレビには北爆の中継が映り、それを横目にオジサン達は悲惨だった太平洋戦争の話ばかりしていた。

子供の時のあの戦争は遠くの戦争じゃなかった気がずっとしている。

自衛隊に入った従兄が「俺もベトナムに行けるよう頑張る」と言ったのを聞きつけた新聞社が、すわ、軍官派遣かと取材に駆けつけ騒ぎになったり、ラブピースのバッチが突如として家に何百個も持ち込まれたりした。

「突如ぬっと現れて、いつ機銃を撃ってくるか解らない奴」
とか思ってる訳じゃないのに、ヘリコプターは今でも苦手だ。

なのに何故、飛行機は好きなんだろうか。
暗い話はこっちにも山ほどあるのに。

自由だからかな。
同じ空を飛ぶもの同士でも、ヘリより飛行機の方が自由だと感じるからかな。

だけど最近、ヘリよりもっと怖いものがある。

無人攻撃機。
白くてぬめっとしていて顔がない。
もしあれが飛んできたら僕はあまりの恐怖に気絶する。

やっぱりそうだな。

決して模型飛行機があんな奴等の仲間にはならないよう、気を付けなきゃ駄目だ。
優しい心を持たないものを、空に上げては駄目なんだ!

※いちばん書きたいことを書こうとしたら何だか変な感じになってしまいました‥

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まとめ

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