夢の模型飛行機

こんな模型飛行機があったらいいな。そう思ったたくさんの人たちがこんなに素敵なもの作りました。

2017-05

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最初の超小型電動水上機「ウォーラス」の開発

私がオリジナルの水上機の飛行に始めて成功したのは95年に作ったKIKIという電動飛行艇でした。全備重量1700gダイナテック02Hギアダウンにニッカド1700mA×7セルという重量機。離着水の性能も当時の感覚ではまずまずで、パワーも充分だったのですが、スパン1400ミリの一体主翼は大きすぎて取り扱いが大変でした。(この機体は改良を重ねて今も健在ですのでまた紹介いたします)

その後、模型飛行機の製作はしばらく休んでいたのですが、2000年に再開しました。

この機体の製作のきっかけは、その時に飛ばしていた、COX02エンジン装備のスパン68センチのオリジナルのミニモーターグライダーを送電線に引っ掛けて壊してしまったことでした。
良く飛んでとても楽しい飛行機だったので残念に思い、主翼だけを残しすっかり壊れてしまった胴体を新造しようと思いました。
けどそのまま同じものを作ったのでは何だか面白くない。
そこで胴体を飛行艇の艇体にすることを思い付きました。主翼には既にエンジンパイロンが付いていますので、簡単に出来るだろうと思いました。
エンコンなしの水上機なんて変な感じですが、70年代に一条卓也氏が049のエンコンなしの飛行艇の記事を描かれていた事を思い出し、水面からピーと発進させて、自分の近くに着水させるという飛行も面白いかも知れないと思い製作にかかりました。

休み休みに製作を続け、完成したのが2001年早春。
まだ寒くて水には入れなかったので、手投げで行った初飛行は、重心に若干の問題はあったものの成功しました。
そして4月になってようやく水上でのテストができたのですが、これが大変でした。
一条氏の記事通り、プロペラを裏向きに取り付けて出力を押さえて滑走テストをしましたが未調整の水上機は、回りっぱなしのエンジンで水面をあばれまわるばかり。
好きなはずのテスト飛行なのに全然楽しくありませんでした。
それでも翼単フロートなどを細々と工夫して、なんとかかんとか離水に成功。飛行も快調でした。しかし風に流され着水は川の深いところに行ってしまい、大変な思いをして回収。危うく海に流してしまいそうにまりました。

20050706134907.jpg

結局エンジン機としての水面からの飛行はこの1回限りとなりました。

その年の秋に琵琶湖でのKMA水上機大会に280クラスの双発機にフロートを付けた機体(これも健在ですのでいつか紹介いたします)で参加し、大会参加の楽しさに目覚めて、翌年5月に開催予定の東西電動水上機大会に参加したいと思うようになりました。

そこで本機を電動化しようと計画しました。
しかしこのサイズの電動水上機の例が見当たりませんでしたので、パワーユニットの選定は手探りの状態でした。数週間の試行錯誤の後、ようやく行き着いたのがマブチ180ミニブラックモーターにユニオンフライングバードのプロペラを直結、そこに水素300mA×8セルを組み合わせるというものでした。(これはしばらくの間、この後のマイクロ水上機の標準セットとなりました)

そうして完成したものの、これが飛ぶとは思っていませんでした。
エンジン仕様から電動の仕様への変更で重量は65gも増えて230g。水に浮かべると、どっぷりと沈み込み、翼面加重も40gにもなっていたからです。

水上機のシーズンも終わりに近付く秋の終わり頃。
「これは飛ばないですよ、ただの船です」と仲間に言い訳しながら、下流でのテスト。

水面に出し先ずはタキシングをしてみます。
今度は出力がコントロールできるので楽しい。これなら風変わりなプロペラボートとしてでもやって行けそうです。
そして滑走テスト。
長いハンプの後、おっ、すごいなプレーニングに入った!
そして走って走って‥‥
えっ離水?!
「うそ‥‥」
思ってもいなかった光景に自分の目が信じられませんでした。

まさに瓢箪から駒といった感じで、超小型電動水上機は誕生しました。
その後このサイズの水上機の製作に拍車がかかった感じで、現在へと至ります。

機名の「ウォーラス」は超小型電動機のパイオニアであり天才でもある「羽場氏」が84年にモデルジャーナル誌上で発表された、A-1改造モータで飛行する超小型スケール機「スーパーマリン・ウォーラス」に少しでも近付きたいと名付けたものです。
残念ながら18年も遅れてしまったのですが‥‥

20050706135515.jpg

写真は02年「東西電動水上機大会」のもの。バックは琵琶湖の風景です。
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