夢の模型飛行機

こんな模型飛行機があったらいいな。そう思ったたくさんの人たちがこんなに素敵なもの作りました。

2017-07

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「模型のお作法」

昨年、富士の釘宮さんをお訪ねして二日の間いろいろお話を伺った中で、いまも強く心に残っている言葉があります。
氏の素晴らしい模型の数々に感嘆しながら、その一つ一つに惜しみなく込められた手間と工夫に見とれている時に、釘宮さんが何気なくおっしゃった言葉。

「一生懸命作るのは模型のお作法みたいなもんだよ」

その古めかしい「お作法」という言葉の新鮮さに驚きました。
「作法」なんて言葉は、形骸化した儀礼を人に押し付けようとする脅迫的な言い回し、もしくはそのつまらないパロディーに過ぎないと思っていた僕には、ちょっとしたショックでもありました。

模型はそれを作ろうとする人なら誰だって一生懸命作ります。
手先の器用さや経験の深さの違い、さらにはそれに費やせる時間の差、そんなもので模型の出来栄えは人それぞれです。
持ち前の器用さに修練を重ね、丹精込めて生み出された模型の生む無素晴らしい感動。
けど、決して器用な人が作ったものではなくても、ながめているだけで幸福な気分にしてくれる深い愛情が込められた模型があります。またそれとは別に決して手を掛けたとは思えないような一見粗雑にさえ見える模型でも、そこに製作者の情念や工夫、絶対譲れない気分のようなものが感じられると、やはりその模型に強く惹きつけられてしまうのです。
そんな所に「お作法」という言葉を当てはめてみると、しっくり来ます。

「模型のお作法」とは、徹底的に自分流にこだわると言うことではないかと思います。

僕の場合、とにかく形になって試せればそれでいいという手抜き至上主義のような模型作りに始まり、それこそが自分流だと思っていたりしました。けど三十歳を過ぎた頃から、さあこれで完成と思った後にもうひと手間、駄目押しのような何かを込めてみることにしたのです。でも「手間」なのにこれもまた「手抜き」になるのですが、手抜きに手抜きを重ねながらも、結局、模型をいじっている時間がそれまでより長くなりました。
するとなおのこと模型が大好きになってしまいました。

模型への愛情が深くなれば、それの取り扱い方もまた優しくなります。
龍田さんは良いかばんを見つけて模型飛行機を大切におんぶしてきます。

20060223111830.jpg

自分流にこだわればこだわるほど他人流の良さや魅力が見えてきます。
なるほど。
まったく違うように見えるそれぞれの「模型のお作法」もまた、やはり人間の深いところで繋がっているんだな。
そんな事を感じて、ちょっと幸せなこの頃です。
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