夢の模型飛行機

こんな模型飛行機があったらいいな。そう思ったたくさんの人たちがこんなに素敵なもの作りました。

2017-05

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飛行神社

ゴールデンウイーク最後の日曜日、近畿は朝から雨でした。
雨の日にも楽しめる何かいい事はないかなと考えて、飛行神社におまいりすることにしました。

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京都と大阪の境、宇治川、桂川、木津川の三川が合流する辺りに八幡市があります。
京阪電車の八幡市駅を降りて徒歩5分ほどで飛行神社に到着です。

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此処は日本の模型飛行機の元祖としてあまりにも有名な「カラス型飛行器」を作り上げ、さらには人類初の有人飛行に成功したかも知れなかった「玉虫型飛行器」を完成させたあの「二宮忠八翁」が、後進の飛行機開発者達の魂の拠り所として建てられたという、飛行機好きにはなんともゆかしい神社です。
さっそく絵馬を奉納してお参りをしました。

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拝殿の前には航空関係者の寄進による洋風神殿のようなエントランス。
そこには美しいステンドグラスがはめ込まれていました。

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バッタ、トンボ、飛び魚‥

境内には二宮忠八資料館が併設されていました。
社務所で尋ねると300円の入館料で見せていただけるとの事、さっそく中に入ってみます。

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先ず驚いたのは、二宮忠八氏自身が若き日に作られたカラス型飛行器の現物が展示されていたこと。

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100年以上も前に、何のお手本も無く、まったく独創的な発想で作られた本邦初の模型飛行機は、現在の模型飛行機と比べても何ら遜色の無い、本当に完成度の高いものであった事がわかりました。
そして玉虫型飛行器。

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この頃二宮氏は甲虫の飛行研究に没頭されていたと言うことで、機体の構成は昆虫のイメージに近くなっています。
後年この機体のレプリカモデルが作られ、実際の有人飛行に何度も成功しています。

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この後ケーブルカーに乗って、飛行神社のすぐ近くの「石清水八幡神社」にも行ってみました。

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雨に煙る境内を傘を差して歩きつ考えました。

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飛行機を開発するというのは純粋に科学です。
しかし飛行機というものの有用性が認められるまでは、研究を続けるためにはそれが実現することの素晴らしさを文学的、あるいは芸術的に訴えなければならなかったわけです。

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観察者、開発者である二宮忠八氏が優れた表現者としても自分自身を高めて行った様が、時間軸にそって展示された資料を見る事で、とても良くわかりました。

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より良い生き方のための「欲求を明らかにする芸術」
そして、より良い生き方の「方策を紡ぎ出す科学」

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その二つの価値の行き着く先が、超科学超芸術である信仰の世界だった。
つまりは‥
それを「愛の境地」と言えばいいのかな‥

飛行神社を訪れて、自分などには到底辿り着けるはずもない探求者の足跡に、深く感じ入ったのでありました。
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コメント

飛行神社、その名前すら知らなかったです。近くでしたら是非行ってみたいですね。それにしても遥か昔から人間は空を飛びたかったのですね。僕も子供の頃(幼稚園だから45年も前ですね)お茶の葉を入れる麻の袋を持って、庭のくるみの木から空に向けて飛んだのを思い出しました。

私は以前、玉虫型飛行器のラジコン化に没頭していたので、
二宮忠八氏には特別な思い入れがあります。
このデザインのまま飛ばすのは大変でしたが、楽しい思い出です。
興味がある方はこちらのページを見てください。
http://rcp.web.infoseek.co.jp/Rc_hp3/rc2_tama.html

としちゃん

旅の目的地が一つ増えました。
紹介ありがとうございます。
二宮忠八翁の話を読んで以来、飛んでいる
虫や鳥の飛翔を観察する楽しみを知りました。
是非お参りに行かねば








コメントありがとうございます

野末さんどうもです

飛行神社が近くにあることは知っていましたが、ようやくお参りをして「模型飛行機の安全飛行祈願」をする事ができました。
ぜひぜひ関西にお越しのせつには一度は足をお運びくださいませ。
飛行機の好きな方なら感激すること請け合いです。

Sekiaiさんどうもです。

あまりにも素晴らしい玉虫型飛行器の開発レポートに感動しました。
常識では飛ばないものを飛ばして見せるというのは、創始者の苦労に匹敵するチャレンジスピリットですね。
単なる模型飛行機作りの枠を越えた学術的検証だと思いました。
そしてさらに素晴らしいと思ったのは、そうして出来上がったそれが、紛れもなく模型飛行機そのもので、心を満たしてくれる肌合いを備えた、木と紙の工作であるという所です。
記事の存在に気が付いていなくてすみませんでした。

としちゃんどうもです。

僕も観察の喜びは素晴らしいと思います。
一時まったく模型工作をしなかった時期があるのですが、その時は毎週のように山や野原に鳥を見に行っていました。
観察の好きな人、そして観察の結果を自分のなにものかと結びつけて考えようとする人は、絶対に信用できる優しい人物だと僕は勝手に思い込んでいるんです。

お褒めの言葉ありがとうございます。o(^-^)o
讃岐ウイングスラジコンクラブ近藤さんによる
素晴らしい仕上がりの玉虫型(エンジン機)の
記事もぜひ見てくださいね。
http://homepage3.nifty.com/s_wings/w_karatama.htm

展示館に

讃岐ウイングスラジコンクラブ近藤さんの記事拝見いたしました。
遠く離れたモデラー同士が連携しながら模型開発を進めるという、新しい活動がとても新鮮で魅力的でした。

近藤さんの機体は四国の二宮忠八翁の生家があった神社に奉納されたということですが、いつかSekiaiさんの機体と開発資料も八幡の飛行神社に奉納されるというのはどうでしょうか。
二宮忠八翁の基本デザインそのままに初めて飛行を実証されたという快挙は、あの展示館の一角を照らすに相応しいものだと、心より思います。

あ、私もそのつもりで模型をあちらに送ってありましたし、
2005年4月29日には京都の飛行神社に奉納されました。
ホームページに写真を加えておきましたので、ご覧ください。
http://rcp.web.infoseek.co.jp/Rc_hp3/rc2_tama.html#01
ページに変化が無い場合は、ブラウザーの更新ボタンを何度か押してください。
この機体は、今は近藤さんの所に戻っているかもしれません。

見ました、いい感じ

つい最近まで奉納だなんて事を考えた事もなかったのですが、いい加減歳なんですね。自然科学と神社がすごく近しく思えて来て‥
Sekiaiさんの記事も素晴らしくまとまって、何かひとつ成就したって感じです。

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