夢の模型飛行機

こんな模型飛行機があったらいいな。そう思ったたくさんの人たちがこんなに素敵なもの作りました。

2017-07

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タイガーロケッティー

1980年頃まで売られていた模型動力でタイガー製作所が販売していたタイガーロケッティーというものがありました。

おぼろげながら、このロケットモーターには英国製の本家にあたる製品があるというような事は聞いていたのですが、最近ネットでその復刻版が発売されている事を知りました。

「世界まる見えRC模型通販カタログ」
http://www2.famille.ne.jp/~gmj/index.html

というオンラインショップの「おもしろグッズ」のコーナーで販売されていました。

20070320173941.jpg

おおーこれが本家のJ-TEXかぁ。
当時と同じものかどうか解らないのですが、タイガーとは趣が違います。
はっきり高級品だと解ります。

値段もタイガーのが450円ぐらいだったのに対してこちらは5700円
さらにスペシャルエディションは7200円

20070320173920.jpg

リッチなお値段だなあ、どうしようかなと思っているうちに売り切れ。
逃がした魚はとてつもなく大きかったかも知れません。

僕がA型タイガーロケッティーの飛行機を飛ばしたのは22回でした。
どうして正確に覚えているかと言うと、18秒間噴出ガスの出る燃料の値段が1個30円とかなり高くて、その1回毎がすごくイベンティブだったからです。

300円で10個の燃料セットを2回買ったのと最初のセットに付いていたのが6個。
4個の燃料を残してずいぶん長い間机の引き出しの中にあったのだけど、あれはどうしてしまったのだろうか‥

エンジンの取り扱いには結構難しさもありました。
フタを開けて固形の燃料を入れて導火線をセットして、燃料カスで噴出口が塞がらないようにするための丸い金網をセットして、石綿のパッキングを入れてフタを閉める。
噴出するガスはほとんど熱さを感じないのですが、燃焼中はエンジン本体は200度か300度ぐらいになりますので機体かテストベンチにセットします。
「爆発の危険はありません」と説明書に書かれていた通り、燃料の反応はとてもゆっくりで、子供にも充分扱える感じのものでした。
そして導火線に点火。
難しいのはこのすぐ後です。
燃え出した導火線には何故か細い針金のような芯が残ります。
この芯を付属の針金で手早くほじくって、噴射口をクリーンにしてやらなければならないのです。でもたった18秒の噴出時間だとプレッシャーがかかると、気持ちばかりが焦ってなかなか上手く行きません。
じたばたと発進準備をするうちガスの噴射がいよいよ強まりだして、速く投げなきゃとさらに焦ります。そして最初に確認していたはずの風向きなんかはまったく解らなくなり、結局大慌てで飛行機を放り投げてしまいます。
だからタイガーロケッティーの飛行機は滅多にうまく飛びませんでした。

ほとんどがそんなどたばたでしたが、それでも上手く行った時のロケット飛行機の飛行はほんとうに感動的でした。
飛行機そのものはバルサ製の円盤翼のハンドランチグライダーだったのですが、それが音もなく一定の迎角を保ちながらぐんぐん空へと上って行く‥

それはゴム動力以外の初めての動力飛行の体験でした。

そしてもうひとつ忘れられないのがその噴出ガスの強烈な臭さ。
あれは無煙火薬と同じような匂いなのでしょうか。

そしてさらにもうひとつ、飛行を楽しんだらすぐにやっておかなければならないのが、燃料の燃えカスの掃除。
上手く飛ばなかったからと面倒になって掃除をせずに放って置いて何度もひどい目に遭いました。先ずはフタがびっちり固着して開かない。ペンチではさんだりドライバーで叩いたり、必死の思いで何とか外れてもそれで終わりじゃありません。エンジン内部には臭くてカチカチになった燃料カスがびっちり詰まっていて、ほじってもほじってもキレイにならなくて、ほんと泣きそうになります。

今なら間違いなくJ-TEXで小さなRC機が飛ばせます。
実験としては楽しいだろうけど、あの頃の興奮が蘇ってくるだろうか‥

これを書いていてタイガーロケッティーを飛ばさなくなった時の事を思い出しました。

小学4年生になった時に僕は夕刊配達を初めて月に4000円ぐらいのお給料を貰うことができるようになったのです。お母さんには無駄使いせずに全部貯金しなさいと言われていたけど、それでもそこそこに貯金の額を誤魔化して10個300円のロケッティーの燃料ぐらいなら毎月でも買えるようになったのです。
するとあんなに緊張していたはずの点火にも緊張感がなくなり、最後はぞんざいに作った翼のないロケットにロケッティーを付けて飛ばないからと投げ上げてみたり‥
その後はもうロケッティーを飛ばすことは無くなりました。

ごめんなさいロケッティー。僕はその頃、悪い模型小僧に成り果てていました。



あれまあ、
書き始める前とは全然違う、意外な記憶に行き着いてしまいました。

※関係者の皆様へ
製品写真の使用について問題がありましたら削除させて頂きます。
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コメント

お宝発見!

ラジコンを始める前の事です。
小さい頃から飛行機には興味が有って ゴム動力以外で飛行機を飛ばしたいなと思っていた時 近所のおもちゃ屋さんで買ったタイガーロケッティー。
バルサで適当に”飛行機の形”に作った機体に乗せてみたけれど 上手く飛んだ記憶が有りません。

今考えるとタイガーロケッティーは初心者には扱いきれない すごく精巧なデバイスだったようですね。

手元に有るロケッティーの重さを量ってみたところ燃料込みで26gでした。
最後の燃料なのでもったいなくて使えません 燃料が有れば遊べるのですが.....。

私も小学校の裏でローターの先端にロケットを付けた
ミズスマシのようなフリーフライトのヘリを父親と一緒に飛ばした記憶があります、
あー懐かしい。。。

ボート

私は飛行機に積む勇気が無くて(ロケッティー専用機体を買うお金も無かった)バルサを削りだした小型のボートに搭載しました
重心が上にありすぎて直ぐに転覆
一連の着火作業に緊張して着火後のかき出し作業で焦って水面に放り出したら既にひっくり返っていたような気がします
燃料を1個だけ残して何十年も手元に有りましたがいつの間にか無くなってしまいました
そうそう、ローターの先端につけて飛ばすヘリ有りましたよね

ロケッティー

懐かしいですね。私もタイガーロケッティーやってましたよ。
私が買ったのは、バルサ製のジェット機みたいなプロフィール機でした。
何回もチャレンジしましたが、うまく飛んだのは一回だけです。
やっぱり、いざ火がつくと焦りますよね。
導火線がうまく抜けなかったりしますし。(笑)

今考えると、子供が遊ぶにはとても危険なおもちゃだったように思えます。
一度マウントが緩んでいて、高熱になったエンジンが不意に手の甲に落ち、
火傷したことがあります。
その後は今でも私の右手に残っています。(^_^;)

飛ばなくても飛んでも‥

桑原さん

まだロケッティーを御手元にお持ちとは羨ましいです。

子供の頃に大切に持っていた色んなものが、いつの間にか無くなってしまうのは思春期と関係があるんでしょうか。
一時期これまで宝物だった色んなものが急に色あせて、友達同士での遠出や恋に夢中になった頃に、大切にしていた色んなものが何処かに吹き飛んでしまったような気がします。

26gという事はA型ですね。
あれは確か噴出最大推力が32gぐらいで、最大6gの重量が垂直に持ち上げられるんだな、とか思っていたような気がします。

kuroさん

水澄ましみたいなヘリコプター僕も懐しいです。
あれにはピッチの変更システムが付いていて動力が切れるとピッチが自動的に逆になってオートローテーションで降りてくるんでしたよね。
僕は模型屋で手に取って箱の中を見ながら何度も買おうかと思いましたが結局は買えませんでした。
値段は600円だったか800円だったかぐらいで、そんなに高くはなかったのですが、一度に2個の燃料が必要だというそのランニングのコストの高さに恐れを成しました。それと2個のロケットに同時に点火して噴出口を手早く掃除するなんて、一度でもロケッティーを経験した子供にはとても困難な事に思えました。

でもあのヘリコプターの飛行、僕も見たかったな。

今ならエンジンを単発にして反対側にはカウンターウエイトを付けて飛行させるとか‥あ、そうか燃焼でロケットの重量がどんどん軽くなるから駄目なのか‥
うーんやはり高級な模型だったんですね。

DENYさん

DENYさんのボートの話を読ませて頂いて、僕もさらに思い出しました。

僕も最後の方で、簡単に箱組みしたバルサ製の車体にUコン用の車輪を四つ付けたロケットカーを作りました。
スピードブレーカーのグリーンモンスターに因んでミドリ一色に塗った車体にロケットを固定して、公園の広いアスファルトの広場で走らせました。
当然イメージとしては、とてつもない危険なまでの速度で疾走するマシンです。
日中の公園は人が多くてとても駄目だと思い、夕方まで待ってマシンの前方100メートルにひと気が無いのを確認。
そして点火!
100メートルどころか、はるか彼方まで突っ走って行ったらどうしよう‥そんな心配をしながら地上に置くと‥

あれ‥

車はドカンとは走り出さず、乳母車のようなスピードでとろとろとろ‥
そのまま約10メートル進んだ所で噴射は終了しました。
え、え、あれ‥
結構風だもんな、風上に向けたのが悪かったのかな‥

そしてもう一度。
今度は風を背中に受けて、さらに少し下り道の道路で点火!

あー‥

さっきよりかなり速いよ。
歩くぐらいの速さ‥
今度は約20メートル進みました。
それを最後に僕のロケットカーの実験は終了しました。

これまた懐しい記憶です。
お陰でいいこと思い出させて頂きました。

Sekiaiさん

確かにそうですよね。
最近のPL法の元では絶対に子供の使用は禁止になる代物ですね。
だけど子供の頃、模型ってちょっとばかり危険な方が面白かったように思いませんか。

今はもう微かなんですが、僕の手にも模型を作ったり模型で遊んだりしていて付いた、いくつかの傷跡があります。
たまにその傷を見ると妙に幸せな気分になるのは何故なんでしょうか。
もしかするとこれって勲章みたいなものなのでしょうか。

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