空中機動救助隊大活躍 !
糸巻きの工夫やラインへのフロートの取り付けなどで能力がアップしたレスキュー飛行艇は、いよいよ救助の中心的な戦力となってきました。
下流側より救助対象機の向こうに回り込みます。

ラインに付けられた5cm四方の発泡フロート、飛行艇の曳いている
ラインの位置がよく分かります。

そしてラインが向こう側にしっかりと回りこんだ事を確認してから、ゆっくりとラインを手繰り寄せ始めます。

操縦者は飛行艇を川上側に立てることに専念します。
ラインを引く人との呼吸が肝心です。
飛行艇が外れそうに感じたら、引き手を止めて体制を立て直します。

救助成功。
この状態ではどちらが救助されている船だか分かりません。

模型で模型を助けるシステムはなかなか上手には行きませんが、このレスキューシステムはとてもいいです。
下流側より救助対象機の向こうに回り込みます。

ラインに付けられた5cm四方の発泡フロート、飛行艇の曳いている
ラインの位置がよく分かります。

そしてラインが向こう側にしっかりと回りこんだ事を確認してから、ゆっくりとラインを手繰り寄せ始めます。

操縦者は飛行艇を川上側に立てることに専念します。
ラインを引く人との呼吸が肝心です。
飛行艇が外れそうに感じたら、引き手を止めて体制を立て直します。

救助成功。
この状態ではどちらが救助されている船だか分かりません。

模型で模型を助けるシステムはなかなか上手には行きませんが、このレスキューシステムはとてもいいです。
救助についてのあれこれ
救助飛行艇は大活躍。

わざわざ船を別に用意することなく、飛ばしている飛行艇がそのまま救助のために使用できると言うのは大変魅力的です。ヒモの取り付け方で飛行艇の機動性が大きく左右されますので、充分な研究をしながらぜひ活用してみてください。
でもヒモを付けずに水上機を救助に使うのは絶対禁物です。
救助対象に乗り上げて転覆、二重遭難の危険性大です。

レスキューを行う上で最も重要なのが「遊び心」です。
救助に成功すれば賞賛を受ける。結果はどうあれ、それを含めての水上機遊びなのだと、おおらかに楽しみましょう。

水上機の救助になぜ鎌が‥‥
水上機と言えども不時着するのが水の上とは限りません。夏草の茂みに墜落した飛行機の捜索は水遊びの軽装ではとても歯が立ちません。こんな小さな鎌でもそこに有ると無いでは大違い。もしこれがなければ、今回の遭難機の救出は出来なかったかも知れません。

投げ竿もあれば役立つ事もありますが、浅瀬の多い場所での救出実績はほとんどゼロです。
絶対確実迅速なのは、場所探しでも申し上げた通り、半ズボンと草履で歩いて取りに行くこと。アンプに水が回って勝手にプロペラが回り出した飛行機だと、のんびり救出作業をしているうちに全部お釈迦なんて事にならないとも限りません。

わざわざ船を別に用意することなく、飛ばしている飛行艇がそのまま救助のために使用できると言うのは大変魅力的です。ヒモの取り付け方で飛行艇の機動性が大きく左右されますので、充分な研究をしながらぜひ活用してみてください。
でもヒモを付けずに水上機を救助に使うのは絶対禁物です。
救助対象に乗り上げて転覆、二重遭難の危険性大です。

レスキューを行う上で最も重要なのが「遊び心」です。
救助に成功すれば賞賛を受ける。結果はどうあれ、それを含めての水上機遊びなのだと、おおらかに楽しみましょう。

水上機の救助になぜ鎌が‥‥
水上機と言えども不時着するのが水の上とは限りません。夏草の茂みに墜落した飛行機の捜索は水遊びの軽装ではとても歯が立ちません。こんな小さな鎌でもそこに有ると無いでは大違い。もしこれがなければ、今回の遭難機の救出は出来なかったかも知れません。

投げ竿もあれば役立つ事もありますが、浅瀬の多い場所での救出実績はほとんどゼロです。
絶対確実迅速なのは、場所探しでも申し上げた通り、半ズボンと草履で歩いて取りに行くこと。アンプに水が回って勝手にプロペラが回り出した飛行機だと、のんびり救出作業をしているうちに全部お釈迦なんて事にならないとも限りません。
水上機の楽しみ方。その2
最初の水上機はとても大切です。
なかなかうまく上がらなかったり、水浸しでメカがお釈迦になってしまったり、運悪く機体を川に流してしまったりすると
「やっぱり水上機は難しいからあきらめよう」
なんて気分になってしまいますよね。
「しかし、そんな事で新しい水上機の仲間を失うのは何としても阻止したい!」
と言っても抜群のアイデアが無いのが悲しい。
そこで次善の策として
「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」
について考えてみたいと思います。
1.動力はエンジンでも電動でも技術的な難易度は変わらないとは思いますが、やはり今から始めるなら電動でないと、周りの目は随分厳しいと思います。
2.機体は飛ばし慣れたサイズの中でもなるべく小さいものがいいと思います。
それは滑走中の機体を自分自身になるべく近付けて観察したいからです。
なかなか上がらない飛行機でも、水辺の自分のすぐ近くをプレーニングさせながら通過させると、波の上がり方や何が離水の邪魔になっているのかが良く見えるからです。
大きな飛行機でそんな事するのは恐いですよね。
3.短めの主翼の高翼機にフロートを付けたものがいいです。
高翼機は水面での風の影響を受けやすくて転覆しやすく難しいと言われるのですが、中翼機でも低翼機でも水上機を始めたばかりの頃はよく転覆します。その際、低翼や中翼の場合、胴体内部がたちまち水浸しになってメカが故障します。ところが高翼機だと前のめりに転倒した場合、主翼と2個のフロートの浮力で浮いて、主翼前縁より後ろにはほとんど水が入らないのです。メカには簡単な防水をしておけば、水から上げてそのまま次の飛行が行なえる事も珍しくありません。
転覆時に同じような状況になる複葉機もお勧めです。
4.パワーは大きすぎないのがいいです。
水上機が離水するためには、ものすごくパワーが必要だと思っている人がいますが、それは間違いです。機体が普通の上昇力をもって飛行できるなら、それで離水に充分な出力があります。普通の出力で上がらないのは、その機体が水上機としてちゃんとしたセッティングが出来ていないためで、こんな機体を無理矢理パワーで上げてしまうと飛行機が暴れますし、離着水も難しくなってしまいます。
5.陸上機にセットするなら、フロートは大き目に。
とにかくフロートが大き目だと水上機はとても簡単になります。浮力の余裕は機体を転倒しにくくしてくれますし、底面積が大きい事でプレーニングにも入りやすく、また離水もスムーズになります。フロート容積が全備重量(排水量)の300%位になるものを選ぶと、少し格好悪いですが、失敗の可能性はずいぶん低くなります。
以上をまとめてお勧めの機体を挙げますと、
「テトラの400クラスJ-3カブに純正フロートをセットしたもの」
がいいのではないかと思います。キットを組み立てる際、可能ならフロートの幅を1cmぐらい広くするとオリジナルよりもう少し風に強くなると思います。
テトラのフロートは本当に高性能です。ちょっとくらいラフな調整でも飛行機は素直に離水してくれます。
機体の製作が面倒な人はテトラの400用フロートをユニオンモデルのSSセンチュリオンに取り付けるといい結果が出ると思います。
完成フロートととしてGWSには発泡フロートがあるそうですが、原物を手にした事がないので、その性能のほどはわかりません。
使用経験のある方はぜひ、テストの工合を教えてください。
以上、「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」でした。
メカの防水(コメントの中で少し触れていますが)や水上機を楽しむためのテクニックなどは次回に。
おまけ「ウォーラスのレイアウト図」

部品図と大まかな組立図だけで機体を作ってしまうので、参考となるようなちゃんとした図面がありません。72dpiで打ち出してコピーで400%にすると大体原寸になります。胴体はほとんどフロートのような感じですので、胴側面形をデコパネ板から切り出して50mm幅ぐらいのフロートを2個作ると400gぐらいの飛行機のフロートとして使えます。
なかなかうまく上がらなかったり、水浸しでメカがお釈迦になってしまったり、運悪く機体を川に流してしまったりすると
「やっぱり水上機は難しいからあきらめよう」
なんて気分になってしまいますよね。
「しかし、そんな事で新しい水上機の仲間を失うのは何としても阻止したい!」
と言っても抜群のアイデアが無いのが悲しい。
そこで次善の策として
「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」
について考えてみたいと思います。
1.動力はエンジンでも電動でも技術的な難易度は変わらないとは思いますが、やはり今から始めるなら電動でないと、周りの目は随分厳しいと思います。
2.機体は飛ばし慣れたサイズの中でもなるべく小さいものがいいと思います。
それは滑走中の機体を自分自身になるべく近付けて観察したいからです。
なかなか上がらない飛行機でも、水辺の自分のすぐ近くをプレーニングさせながら通過させると、波の上がり方や何が離水の邪魔になっているのかが良く見えるからです。
大きな飛行機でそんな事するのは恐いですよね。
3.短めの主翼の高翼機にフロートを付けたものがいいです。
高翼機は水面での風の影響を受けやすくて転覆しやすく難しいと言われるのですが、中翼機でも低翼機でも水上機を始めたばかりの頃はよく転覆します。その際、低翼や中翼の場合、胴体内部がたちまち水浸しになってメカが故障します。ところが高翼機だと前のめりに転倒した場合、主翼と2個のフロートの浮力で浮いて、主翼前縁より後ろにはほとんど水が入らないのです。メカには簡単な防水をしておけば、水から上げてそのまま次の飛行が行なえる事も珍しくありません。
転覆時に同じような状況になる複葉機もお勧めです。
4.パワーは大きすぎないのがいいです。
水上機が離水するためには、ものすごくパワーが必要だと思っている人がいますが、それは間違いです。機体が普通の上昇力をもって飛行できるなら、それで離水に充分な出力があります。普通の出力で上がらないのは、その機体が水上機としてちゃんとしたセッティングが出来ていないためで、こんな機体を無理矢理パワーで上げてしまうと飛行機が暴れますし、離着水も難しくなってしまいます。
5.陸上機にセットするなら、フロートは大き目に。
とにかくフロートが大き目だと水上機はとても簡単になります。浮力の余裕は機体を転倒しにくくしてくれますし、底面積が大きい事でプレーニングにも入りやすく、また離水もスムーズになります。フロート容積が全備重量(排水量)の300%位になるものを選ぶと、少し格好悪いですが、失敗の可能性はずいぶん低くなります。
以上をまとめてお勧めの機体を挙げますと、
「テトラの400クラスJ-3カブに純正フロートをセットしたもの」
がいいのではないかと思います。キットを組み立てる際、可能ならフロートの幅を1cmぐらい広くするとオリジナルよりもう少し風に強くなると思います。
テトラのフロートは本当に高性能です。ちょっとくらいラフな調整でも飛行機は素直に離水してくれます。
機体の製作が面倒な人はテトラの400用フロートをユニオンモデルのSSセンチュリオンに取り付けるといい結果が出ると思います。
完成フロートととしてGWSには発泡フロートがあるそうですが、原物を手にした事がないので、その性能のほどはわかりません。
使用経験のある方はぜひ、テストの工合を教えてください。
以上、「なるべく大きな失敗をしないための機体選び」でした。
メカの防水(コメントの中で少し触れていますが)や水上機を楽しむためのテクニックなどは次回に。
おまけ「ウォーラスのレイアウト図」

部品図と大まかな組立図だけで機体を作ってしまうので、参考となるようなちゃんとした図面がありません。72dpiで打ち出してコピーで400%にすると大体原寸になります。胴体はほとんどフロートのような感じですので、胴側面形をデコパネ板から切り出して50mm幅ぐらいのフロートを2個作ると400gぐらいの飛行機のフロートとして使えます。
水上機の楽しみ方。その1
ラジコン水上機を楽しむために必要なものを並べると
1.飛行場所
2.ラジコン水上飛行機
3.飛行機仲間
4.水上機の飛行技術
の順番じゃないかな、と思っています。
どうして飛行機より飛行場所の方が先に来るのか、不思議に思われるかも知れませんが、それには理由があります。
先ず最初に水上機を手に入れてしまうと、どうしても早く飛ばしたくなりますよね。その場所で飛行出来なくても、水面を走らせるだけでもやってみたくなる。
けどこれが落とし穴になるのです。
水上機は水面上でのエンコや転覆のとても多い飛行機です。電動だからエンストはないだろうとか思いますが、巻き上げた水が機体の僅かな隙間から入り込んでメカを濡らして操作不能。またそれを恐れて防水を厳重にした事によるアンプのオーバーヒートなど、陸上機では考えられないほどトラブルが続出します。
ですから、機体が水面のまん中でトラブルを起したとしても確実に回収できる場所を確保する所からスタートするのが、水上機成功の絶対の早道です。
投げ竿で回収できるからいいやと、運河やため池なんかで水上機を始めては絶対いけません。釣りの経験がある人でも水上機の回収は至難の技です。並の道糸では小さな水上機ですら簡単に切れて完全に回収不能になります。風で流れ着いたとしてもそこが足場の悪い場所だと本当に危険です。
なら安全で回収容易な水上機の飛行場所とはどんな所でしょうか。
理想的なのは多摩の水上機クラブの人達が飛行を楽しんでいらっしゃる、緑地公園のように大きなスペースに設けられたひざ丈ぐらいの浅池です。
周囲は言うまでもなく安全ですので、風で流れ着けば何の苦労もなく回収できる。またズボンをまくって水の中を歩いてゆけばすみやかな回収が可能です。
けどこんな理想的な場所は何処にでもあるわけではありませんし、たとえあったとしてもそこでラジコン水上機が飛ばせる事もまず無い事だと思います。
(けど、もしそんな場所を見つけたら大切にしてください。決してエンジン機や大きな水上機を浮かべたり飛ばしたりせず、なるべく小さくて静かな、子供連れのお母さんが見ても可愛いいと言ってくれるような飛行機を良く調整した上で、水面から外に出さないようにそっと飛ばして反応を見てください。公園に居る人達や管理をしている人の受けが悪く無ければ、そこが新たな模型水上機のメッカになるかも知れませんから)
で、その次にいいのが大きな川の河口から4〜10kmぐらいの地点の、流れが緩やかで向こう岸まで歩いて渡れるような河川敷です。

私達の飛ばしている場所も、理想的とは言えませんがこのような場所です。
なるべく川上で飛ばして、水面でエンコした時は流れを考えながら歩いて取りに行く。これがなんと言っても確実な回収方法です。
あとは良く整備された湖や大河の河口附近と言う事になりますが、こうした所で水上機を楽しむためには、人が乗れる回収用のボートが不可欠となります。エアカヤックなどでもいいのですが、これから水上機を始めようとする人には荷が思いでしょうし、一人で回収を行う際の事故の可能性も考えなければなりません。
むしろこうした場所でダイナミックなラジコン飛行機を楽しみたい人は、現行の水上機クラブなどの仲間に入れてもらうのが得策かも知れません。
と、言うわけで、ラジコン水上機を始めるための第一歩は場所探しからです。
候補地を見つけたらその場所にふさわしいラジコン水上機をキットの中から探すか、自分で設計します。
この先詳しくは、その2に続く。
1.飛行場所
2.ラジコン水上飛行機
3.飛行機仲間
4.水上機の飛行技術
の順番じゃないかな、と思っています。
どうして飛行機より飛行場所の方が先に来るのか、不思議に思われるかも知れませんが、それには理由があります。
先ず最初に水上機を手に入れてしまうと、どうしても早く飛ばしたくなりますよね。その場所で飛行出来なくても、水面を走らせるだけでもやってみたくなる。
けどこれが落とし穴になるのです。
水上機は水面上でのエンコや転覆のとても多い飛行機です。電動だからエンストはないだろうとか思いますが、巻き上げた水が機体の僅かな隙間から入り込んでメカを濡らして操作不能。またそれを恐れて防水を厳重にした事によるアンプのオーバーヒートなど、陸上機では考えられないほどトラブルが続出します。
ですから、機体が水面のまん中でトラブルを起したとしても確実に回収できる場所を確保する所からスタートするのが、水上機成功の絶対の早道です。
投げ竿で回収できるからいいやと、運河やため池なんかで水上機を始めては絶対いけません。釣りの経験がある人でも水上機の回収は至難の技です。並の道糸では小さな水上機ですら簡単に切れて完全に回収不能になります。風で流れ着いたとしてもそこが足場の悪い場所だと本当に危険です。
なら安全で回収容易な水上機の飛行場所とはどんな所でしょうか。
理想的なのは多摩の水上機クラブの人達が飛行を楽しんでいらっしゃる、緑地公園のように大きなスペースに設けられたひざ丈ぐらいの浅池です。
周囲は言うまでもなく安全ですので、風で流れ着けば何の苦労もなく回収できる。またズボンをまくって水の中を歩いてゆけばすみやかな回収が可能です。
けどこんな理想的な場所は何処にでもあるわけではありませんし、たとえあったとしてもそこでラジコン水上機が飛ばせる事もまず無い事だと思います。
(けど、もしそんな場所を見つけたら大切にしてください。決してエンジン機や大きな水上機を浮かべたり飛ばしたりせず、なるべく小さくて静かな、子供連れのお母さんが見ても可愛いいと言ってくれるような飛行機を良く調整した上で、水面から外に出さないようにそっと飛ばして反応を見てください。公園に居る人達や管理をしている人の受けが悪く無ければ、そこが新たな模型水上機のメッカになるかも知れませんから)
で、その次にいいのが大きな川の河口から4〜10kmぐらいの地点の、流れが緩やかで向こう岸まで歩いて渡れるような河川敷です。

私達の飛ばしている場所も、理想的とは言えませんがこのような場所です。
なるべく川上で飛ばして、水面でエンコした時は流れを考えながら歩いて取りに行く。これがなんと言っても確実な回収方法です。
あとは良く整備された湖や大河の河口附近と言う事になりますが、こうした所で水上機を楽しむためには、人が乗れる回収用のボートが不可欠となります。エアカヤックなどでもいいのですが、これから水上機を始めようとする人には荷が思いでしょうし、一人で回収を行う際の事故の可能性も考えなければなりません。
むしろこうした場所でダイナミックなラジコン飛行機を楽しみたい人は、現行の水上機クラブなどの仲間に入れてもらうのが得策かも知れません。
と、言うわけで、ラジコン水上機を始めるための第一歩は場所探しからです。
候補地を見つけたらその場所にふさわしいラジコン水上機をキットの中から探すか、自分で設計します。
この先詳しくは、その2に続く。
